リアルタイムでは3日間の移動を続け、3日ぶりのシャワー。

 

 

30時間の移動がなんの違和感もなくできてしまうなんて、

そういえば、日本にいた時はなかった感覚。

 

 

 

今、なんとも思ってない当たり前のことが、

実は過去の自分にとって当たり前じゃないことが多いことに最近気づく。

 

 

 

 

例えば、こんな歳して、カップラーメンを２人ですする、とか、

こんなんどうでもいいことだけど、日本ではきっとしなかったこと。

 

でも、そんな姿がたまに面白くて、笑えてくる。

 

 

あーー情けない。

こんな歳してカップラーメンなんて、、なんて惨めなの・・・

 

 

旅に出る前の自分だったら、今の自分を見てそう言うかもしれない。

 

 

 

ヒールを履いて、都内で話題のオシャレカフェで女子会をする私は、

いつの間にか、いかにもアウトドアな山ガール風に変身していたし、

 

 

ボロボロの靴だって、毎日同じ格好の服だって、化粧水も乳液もドライヤーも無い生活だって、

今は、笑い飛ばせるくらいなんとも思わない。

 

 

 

 

強くなった。と言われればそうかもしれないけど、

そうじゃなくって、

 

 

 

当たり前じゃないことを当たり前、

だと思い込んでいた自分がいたってことに気がついただけかもしれない。

 

 

 

自分の思ってる常識がまったく常識じゃないということに。

 

 

 

そんなの旅先では当たり前。

海外なんて、自分の常識なんて微塵も通用しないもの。

それはそれで、面白いんだけど。

 

 

 

 

だからこそ、今の自分が思い描ける未来予想図は、

自ずと自分の知ってる働き方や、仕事、ライフスタイルの中から自ずと選ぶことになってしまう。

 

 

 

 

実はもっともっと山のように、今の自分では考えられないような何かがあるのかもしれない・・

 

 

 

 

って思うと、ちょっとワクワクしてくる。

 

 

 

 

 

今日、魚市場に魚を買いに行ったら、

大量のトドが血だらけになって、魚をむさぼってた姿が印象的だった。

 

 

 

何も知らずに行ったら、怪物のような巨大トドが目の前に現れてドン引きした。

 

 

 

 

 

こんなところにいるはずが無い・・

トドはもっとかわいいはず・・

 

 

 

そう思い込んでいた自分の考え方を見事に破ってくれて、魚を買いに行ったのに、トドに夢中だった。

 

 

 

 

 

あ〜そうそう、これこれ。こんな感じ。

こんな風に、帰ったら、こんな仕事をしよう！と思って、いざそこに向かってみたら、予想外なところに、

 

 

 

え、まじ？こんなとこに、それ？

でも、面白いね。

 

 

 

みたいなことが転がってるかもしれないし、

良い意味で、今の考えを裏切ってくれたりしてくれたら、それはそれで楽しいだろうな、と思ったりした。

 

 

だからこそ、常にいろんなところに神出鬼没して、そのトドのような、

 

 

 

え？マジ？

いいじゃん、それ、面白いよ。

 

 

 

みたいなものを旅先じゃなくても、見つけられるように今の気持ちをキープして日本に帰りたいものだ・・・

なんてことをたぶんトドたちは言っていたような気がする。

（たぶん、気のせい）

 

 

わあ。

えと、今はチリです。

 

 

 

 

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