生活基準を下げたい人は、一度旅に出たらいい。

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生活基準を下げたい人は、一度旅に出たらいい。

最近思います。

『物欲がなくなった』

と、強いて言うなら仕事が欲しいですがね。

 

 

生きていく上での生活基準がぐんと下がりました。

帰国してから買ったのはスマホぐらいです。

なんか必要なものがありません。

 

毎月の生活費全て込みで、10万円ぐらいでしょうか。

親の持ち家だし外食もしないし・・家族4人で住んでいるので光熱費も割安です!

 

いやいや。1人暮らしで毎月給料を使い切っていた頃が懐かしいです。

あの頃の僕は、きっと、

 

モノを買うことで満足していました。

モノを買うために働いていました。

モノを中心に生きていました。

 

そんな暮らしに戻るつもりは毛頭ありません。

こんな風に思えるようなったのは「旅に出たから」です。

 

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旅中は必要なものがそろわなくて当たり前。

 

電波だって、

炊飯器だって、

洗濯機だって、

無くて、当たり前。

 

最初は不便だったけど慣れればたいした問題ではありません。

 

電波がない時は、会話をすればいいし、

炊飯器より、鍋で炊くご飯の方が美味しいし、

手洗いの毎日だからこそ、洗濯機のありがたみに気がつくことができたのです。

 

 

 

一度、自分でやってみる。

これって本当に大事なこと。

やってみないと、気がつかないことがたくさんあったから。

 

 

実際にやってみると、

①モノが不足していることにイライラする。

②その状況に慣れる。

③あ、もしかして必要なかった?これ?

①~③が腹に落ちると振り回されなくなります。

 

 

その積み重ねが基準を作り替えるんじゃないかって思います。

こうして経験を繰り返していくことで、だんだんと生活がシンプルになった気がしています。

 

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僕はこれを「旅デトックス」と呼んでます。

これには、少なくとも1か月くらいの期間が必要かなと思ってます。

 

 

今の社会は、多くのものに基準が作られてしまっているのではないか、と思うのです。

 

そう、自分でやる前から。

 

 

ああして当たり前。こうしなきゃいけない。これはこうだ。

 

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便利すぎる今の日本では、物事を考えなくても、

機械が導いてくれたり、当たり前と呼ばれるのレールに乗るだけで、問題が解決することが多くあります。

そして、それに慣れるともとに戻れなくなる、麻薬のようなものです。

 

ほら、カーナビだって、何も考えなくても、目的地にたどり着ける。

けど、もう地図見ながら運転なんて、、面倒くさいでしょ。

 

便利になることで発展してきた地球。

しかしその発展にゴールはあるのかな・・・と思います。

 

 

欲望は化け物です。

どこまでも進んでいきます。

 

カオナシです。

出典:http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2183.html
出典:http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2183.html

 

そして料理を食べ続ける豚です。

僕も豚です。

 

参照:http://ciatr.jp/topics/45014

 

だからこそ一度足元を見直す必要があるのではないかと思います。

旅がそのきっかけになると思います。

 

 

世界一周をして得たモノの中にデトックスした生活基準もあります。

一生付き合う生活基準を本来必要なサイズに調整することも、一種の投資だと思うのです。

 

 

はい、今日は真面目なやつです。

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keiki
Keiki Ishikawa,1987年生まれ。東京生まれ東京育ちの東京っ子。テンションの振れ幅が広いが、基本的にローテンションなことが多く、一週間ほど家にこもっても苦にならない精神力を持っている。大学卒業後、地方銀行に勤務。妻と出会い退職・世界一周を決意。500日間の世界一周を経て現在に至る。

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