ヤンゴンの中心で不満を叫ぶ。

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ヤンゴンの中心で不満を叫ぶ。

「夫婦」

この言葉はどの様な意味をもつのでしょうか。

人によって様々な形があります。

共に生きることを誓い合った2人。

ですが。

時にその誓いを忘れてしまう事があります。

 

まだ入籍して1年足らずですが、ケンカ(直前に回避したものを除く)した回数は3027回に及びます。

海外に来てからというもの、ほぼ24時間一緒にいます。

朝から晩まで。

ここまで一緒にいることは、今後の人生の中でもこの旅が最後になるのではないかと思います。

 

つまり、この時間はある意味非常に貴重な時間なのです。

しかし。

時にこの貴重さが重みになることがあります。

 

さて。

 

あなたはパートナーとケンカしますか?

 

そしてどんなことが理由でケンカしますか?

 

いろいろありますよね。

将来のこと、子供のこと、仕事のこと。

いろいろありますよね。

 

さて。僕らの喧嘩する内容は。

 

極めて幼稚です。

 

今回のケンカの内容は

3A(暑い。歩きたくない。歩くの早い。)

 

うむ。

かなり複雑な問題です。

 

その日ヤンゴン周辺を徒歩で散策する予定でした。

その日の夜に飛行機でバンコクに戻るため、僕は手持ち資金で過ごしたいと考えてました。

 

そうです。僕は基本的に先にいろいろ考えてから行動するタイプ。

ぽろりはその場で決めて行動できるタイプ。

 

先にヌメヌメ考えるタイプの僕は余計な金を使いたくなく、35℃の炎天下をてくてく歩くことに。

冷静に考えれば環境的に厳しいですね。

しかし歩いている途中で暑さや目的地までの距離について(タクシー乗りたい)ぽろりが不機嫌に。

 

単純に暑くてイライラしていた+(タクシー乗るとお金が足りず)考えていた場所にいけなくなるのがイヤだの2つで僕も不機嫌に。

 

その後多少のやりとりをして…

 

どーん!!

 

はい。ヤンゴン中心部で不満を叫ぶ。

 

不機嫌MAXで有名なシェーダゴンパゴダに。

ミャンマーのパゴダ(仏塔)は靴を脱ぐルールです。

この日もヤンゴンはかなりの気温で、太陽の光で地面がポンコツのホットプレートぐらいの温度になっています。

ちなにみここのパゴダ(仏塔)はミャンマー一番の大きさです。

シェーダゴンパゴダこの時ぽろりの顔は怒りですごいことになっていたと思います。

 

元々の不機嫌と余りの地面の熱さに、イライラが止まりません。

しかし、落ち着けば実に小さいことでイライラしていたことに気づきます。

その後、大量のブッダを見続けるうちにいたたまれない気持ちに…

シェーダゴンパゴダシェーダゴンパゴダDSC02824シェーダゴンパゴダシェーダゴンパゴダシェーダゴンパゴダ

ってかみんな寝過ぎ。満喫的な場所なのか?とか思いながら、

最終的にシェーダゴンパゴダのでっかい仏像の前で反省です。シェーダゴンパゴダ

 

僕らのケンカの内容は毎回異なるものの、根源はそれぞれのタイプの違いが影響しています。

とクールに分析しましたが、いかんせん内容の小物っぷりが半端ではない。

江戸時代で言うと「ええじゃないか騒動」ぐらい初歩的なことばかり。

 

その後仲直りしましたが、こんか小さいことで喧嘩してごめんよ…

そう思ってます。

僕らの場合こういうケンカの原因がうやむやになってしまって、結局同じようなことを繰り返しています。

自分が事前に考えていたことを、その場で急に止められると自分が否定されているようでイヤなんです。

いくつになっても子供でござんす。ごめんよ。

この事をブログで晒すのは大変恥ずかしいことですが、こんな事で腹を立てたこと、同じようなことで喧嘩を繰り返している自分への戒めとしてここに書き記します。

 

ぽろり。

私が同じミスを繰り返したら黙ってこのブログを開きなさい。

 

確実に黙ります。

 

 

次にケンカするときはレベルを上げて死生観・輪廻転生・諸行無常ぐらいの内容についてケンカしたいと思っております。

 

きっとこの旅でかなりのケンカ経験値を得ることができます。

帰国する頃には歳相応の夫婦レベルに到達していることを祈ります。

 

そして僕らの理想とする「夫婦」を創造していきます。

ミャンマー最後の仏像を前にそんなことを思いました。

合掌。

 

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keiki
Keiki Ishikawa,1987年生まれ。東京生まれ東京育ちの東京っ子。テンションの振れ幅が広いが、基本的にローテンションなことが多く、一週間ほど家にこもっても苦にならない精神力を持っている。大学卒業後、地方銀行に勤務。妻と出会い退職・世界一周を決意。500日間の世界一周を経て現在に至る。

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