イラン滞在13日間まとめ【世界一周】

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イラン滞在13日間まとめ【世界一周】

 

今日はイラン滞在13日間のまとめです。

イランのイメージは…

よくわからんけど悪いイメージでした。

実際にイランに行ってみてイメージが大きく変わりました。

 

○滞在日数

13日間

 

○使ったお金

1887.6万リアル(79,279円)

 

予想していたより多くのお金を使いました。

宿泊費も観光費用も地球の歩き方があてになりませんでした。

インフレが進んでいる印象を受けました。無題

※1万リアル≒42円

 

○移動費とルート(イラン国内)

 

イラン国内はバスの路線が充実しています。

電車で移動している人も多くいましたが、僕らはすべてバス移動しました。

イランの移動ルート
イランの移動ルート

シャルージャ(UAE)

シーラーズ

↓バス:1人30万リアル(11:30発→19時着)

エスファハーン

↓夜行バス:1人43万リアル(15時発→翌7時着)

マシュハド

↓夜行バス:1人44万リアル(時間忘れました)

ラシュト

↓タクシー:35万リアル(タクシー2台乗り継ぎ)

フマーン

↓カウチサーフィンホストのエディに送迎してもらう

ラシュト

↓夜行バス:31万リアル(19痔発→6時着)

タブリーズ

↓※イランからアルメニア陸離移動の詳細はこちら。

アルメニア

 

○宿泊費(2人分)

427.4万リアル(全7泊)

※夜行バス3泊・カウチサーフィン3泊

1日@61万リアル

どの宿でもなんとかWi-Fiは使えました。

ネットに関するインフラ設備も整いつつあるようです。

 

泊まった宿一覧

シーラーズ

Niayesh Boutiqe Hotel

ドミトリー:10ドル

朝食付き(ビュッフェ形式)

シャワー/トイレ共用

Wi-Fi有り(★☆☆)

 

宿は非常に清潔。

中庭にレストランもあります。

外国らかのツアー客が大勢いました。

朝食はビュッフェ形式でした。

 

僕らはシーラーズ空港からタクシーでホテルまで行きました。

「ニアエシュホテル」と言えばすぐに分かってもらえました。

値段は20万リアル。相場が分からず相当ぼられてます。

10万リアルでも十分な距離です。

 

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ドミは部屋数が少ないです。僕らは予約なしで行きましたが、予約したほうが無難です。
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サラダやヨーグルト、ゆで卵がありました。コーヒーもありました。
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空港とホテルの位置関係。
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入り組んだところにあります。

エスファハーン

Amir Kabir

トリプルルーム:65万リアル

シャワー/トイレ共用

朝食付き(ナンとチーズと卵とチャイ)

Wi-Fi有り(★☆☆)

 

ホテル自体は汚くはないという印象でしょうか。

ナンとゆで卵、紅茶の朝食が付きます。

特にコメントがありません。

一番安そうな所を適当に選びました。

中庭があり、そこでゆっくりできました。

シーラーズからのバスを降りたバスターミナルからタクシーで6万リアル。

朝食。
朝食。
中庭です。
中庭です。
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バスターミナルからタクシーで向かいました(6万リアル)

マシュハド

「Valis no smoking guesthouse」

ドミトリー:10ドル

シャワー/トイレ共同

朝食2ドル/夕食5ドル

Wi-Fi有り(★★☆)

情報ノート有

 

路地を入ったところにあります。結構わかりにくいですが、近くの人が教えてくれました。

イランの中ではWi-Fiが早い方だったと思います。

情報ノートに宿の主人のネガティブな情報もありますが、個人的には嫌な印象は受けませんでした。

 

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場所が分かりにくい。ほぼ家です。
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ドミ6ベットと、ちょっとしたツインルームがあります。
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1人2ドルの朝食。僕らは一回だけ頼みました。
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夜ごはんは5ドルで付きます。イランのローカルフードがたくさん出てきます。一度ぐらいは試してみるといいかもしれません。
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こちらもローカル料理。
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下のポイントがバスターミナル。上が『no smoking guesthouse』です。

○食費

306.7万リアル

1日@30.67万リアル

※3日間カウチサーフィンしたため、全10日として計算。

 

イランの食事は…あまり印象に残っていません。

イランの主食はパン。

そしてレストランはほとんどピザやハンバーガー屋ばかり。

そのほかケバブ屋がたまにあるぐらいでバラエティに欠きます。

味自体は問題ありませんが、同じものを食べ続けるのでどうじても飽きてしまいます。

 

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ハンバーガー。一個2.5万リアル。
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どこ行ってもピザがメニューにありました。トマトケチャップをかけて食べます。
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ケバブ。
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主食のバルバリー。基本手渡しされます。
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やむを得ず手持ちで帰ります。

○観光費

100万リアル

 

マシュハド

マスジェデ・ナスィーロル・モスク(ピンクモスク)

1人10万リアル

ピンクモスク

マスジェデ・ジャーメ内の博物館

1人10万リアル

 

エスファハーン

マスジェデ・ジャーメ

1人15万リアル

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マスジャデ・エマーム

1人15万リアル

エマーム内部

○その他費用

52万リアル

カウチサーフィンでお世話になる家へのお土産や日用品

 

○ここは行っておけ

『マシュハド』

遠いので敬遠されがちですが、イランの中で一番イスラム教を感じることができたのがハラメ・モタッハル広場でした。

訪問したのが祝日の前日と言うこともありものすごい数の人がこの広場を訪れており、聖地と呼ばれる所以を肌で感じることができました。

より強く宗教を感じたい人にはお勧めです。

マシュハドの礼拝
マシュハドの礼拝
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ライトアップが派手です。

 

 

『カウチサーフィン』

初めてのカウチサーフィンでした。

最初はあまり乗り気ではなかったのですが、やってみるといいものです。

普通の旅では経験することができない事をたくさん経験できました。

ホストをする人にもよりますが、僕らは本当に良くしてもらえました。

イランを旅する皆さんも一度試してみてはいかかでしょうか?

みんなでカスピ海
みんなでカスピ海
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結婚式でいきなりしゃべらされた時はあまりの無茶ぶりに腹立ちましたけど今となってはいい思い出です。
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お母さんが作ってくれたローカルフードもおいしかった。

○注意点

お金

イランはVISAやMASTERが使えるATMがありません。

事前にドルやユーロを準備してください。

僕らはカンボジアのATMでおろしておいたドルを持ち込みました。

 

アライバルビザと保険

僕らはシーラーズでアライバルビザを取得しました。

約1時間30分ほどかかりますが手続き上問題はありませんでした。

しかしビザ代の他に保険料18ドルがかかります。

意味が分からず払ってしまいましたが、海外旅行保険等の保険に入っていれば断ることができるようです。

 

シーラーズの空港にて

シーラーズでアライバルビザ取得している間に、荷物をカートに乗せてビザ取得を待っている空港職員がいました。

入国したばかりで「イラン人優しいな!」と思ってしましましたが、しっかりとチップを要求されました。

しかも両替したばかりで細かいお金ないから5万リアルほどとられました。

チップを払うつもりのない人は荷物を自分で運びましょう。

※昼間に到着したのに両替屋がしまっていました。やむを得ずその辺のおじちゃんと両替しました。騙されないように事前にレートを確認しておいたほうがいいです。

 

アライバルビザ延長

事前の調べでは、アライバルビザ延長はエスファハーンしかできないと思っていました。

しかしエスファハーンで同じ宿に泊まった日本時旅行者がテヘランでアライバルビザ延長(当日受け取り)できていました。

僕らは延長してないので言い切れませんが参考までに。

 

両替

ネットで確認できるイランリアルのレートよりも実際に交換するレートのほうが高いです。

つまり・・・

本来のレート(ネットで確認したもの)は

100ドル≒290万リアル

ですが、

両替屋さんで両替すると

100ドル≒320万リアル

等で交換できました。僕らは街中にいる4回ほど個人の両替屋で両替しましたが、人によって金額が違いました。

うまく交渉できれば良いレートで交換できるのでうまく交渉しましょう。

※僕らは4回両替しましたがすべて違うレートでした。(2015年6月現在)

※観光地の方がレートが良い傾向があるようです。

 

1回目/100ドル/290万リアル(シーラーズ空港)

2回目/100ドル/310万リアル(シーラーズ街中)

3回目/100ドル/320万リアル(エスファハーン街中)

4回目/100ドル/300万リアル(フマーンの宝石屋)

 

VPN(インターネット)

イランは中国と同じくネットに規制があります。

FacebookやTwitter等が見れませんでした。

※僕はHola(オラ)無料VPNというandroidのアプリを使ってFacebookに接続していました。

 

○イランで感じたこと

シーラーズの街でいろんな人に『チン・チャン・チョン』と散々呼ばれて、相当嫌な気分になりました。

「嘲笑されている感No1」は間違いなくイランです。

生まれて初めて、『見た目だけ』で判断された時の悲しさを感じました。

本当にどうしようもないです。

この経験からイメージや見た目ではなく、しっかり相手を見て自分で判断する事の大切さを強く感じました。

 

旅をしている中で嫌な人ばかりでない事もわかってきました。

街中でいきなりキャラメルをもらったり、バスで果物をもらったり、ピーナッツをもらったり、なぜかティッシュボックスももらいました。

その他にも、バスで降りる場所を一生懸命教えてくれたり、バスの中で寝かせてくれないぐらい質問されたり…

嫌な印象とは反面、それ以上のいい印象を沢山受けました。

 

また、宗教の力を一番強く感じた国でもありました。

ここまで宗教が生活の中に浸透している。

わかろうとしても到底わかりません。

ですが、宗教の力の強さを肌で感じるいい体験ができました。

 

その他にもカウチサーフィンをしたことによって、身内(親戚)との時間を大切にする国なんだな…と強く感じました。

なにかある度にみんなが集まる。

僕らが『忙しいから…』等様々な理由で徐々に忘れられてしまっていることが、イランではしっかりと残っていてました。

僕も「家族との時間を今まで以上に大切にしたいな」と素直に思いました。

 

色々あったけど中身の濃い13日間でした。

イランありがとーーーー!!

 

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keiki
Keiki Ishikawa,1987年生まれ。東京生まれ東京育ちの東京っ子。テンションの振れ幅が広いが、基本的にローテンションなことが多く、一週間ほど家にこもっても苦にならない精神力を持っている。大学卒業後、地方銀行に勤務。妻と出会い退職・世界一周を決意。500日間の世界一周を経て現在に至る。

COMMENTS & TRACKBACKS

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  1. by 萌華

    こんにちは!突然失礼致します。わたしはペルシア語専攻の大学生です。春にイランへの研修に行くにあたり、調べていたところあなた様のブログに辿り着きました。とても参考になりました!ありがとうございます。

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