美食の町、オアハカに到着。

 

ここに来た目的は、すっかり私たちをトリコにしてしまったあの・・・

 

 

 

 

メキシコ料理を堪能するため！！！

 

 

 

 

2日間の滞在で、ひたすら食べたいものを食べる。

まさかあんなことになるなんて・・・

 

 

 

 

 

 

この旅で一番ショッキングな出来事が起こるだなんて・・・

 

 

 

 

 

 

この時はまだ知らない。

 

 

 

 

 

 

えーーーっと、いきますよ。

まだ、うかうかとメキシコ料理を楽しんでいる時の写真です。

 

 

 

市場の中はローカルなメキシカンフードがたくさん！！

 

アジアで食べたことあるようなローカルな味。

 

 

 

市場の外では、屋台のタコス屋さんが大賑わい。

 

 

 

 

サンクリで大好きになった『モレ』もやっぱり美味しかった！

 

 

その他も地元の人で賑わってるお店をたくさん・・

 

 

 

 

それから、有名なチョコレート屋さんMAYORDOMOへ

 

 

有名なアイスチョコレート『MIO』

 

甘〜っ！！って思うけど、だんだん美味しくなってくる。（でかい）

 

ほら、とっても美味しそう。

 

もちろん、オアハカで有名な『オアハカチーズ』も！！！

 

市場の中にモリモリたくさん売ってる！！

 

食べるとこんなに・・・

 

びよーーーーーんてなる。

 

 

市場のあるローカルエリアと反対側は・・

 

 

ここどこ？ってなオシャレな街並に。

 

 

 

 

こっちを見ているよ・・・

 

 

 

 

 

と、まあ、普通に観光したり、ごはん食べたりしてたんだよね。

 

 

 

 

この時はまだ・・・

 

 

 

 

たしかに、オアハカの料理は美味しかった。

 

 

 

 

メキシコ料理は、私たちを裏切らなかった・・・

 

 

 

 

 

けど

 

 

 

 

 

そんなメキシコ料理の美味しさなんてもうどうでもいいと思えてしまうほど、衝撃的な事件の発生です。

 

 

 

 

 

 

こんなに悲惨な出来事が起こるだなんて・・

 

 

 

 

 

 

そう、事件は市場の中で・・・

 

 

 

 

 

 

こいつを平らげていた時の話。（事件前）

 

 

こいつは、私が楽しみにしていたオアハカで有名な『トラユーダ』

巨大なタコスのようなものに肉とオアハカチーズが乗っている食べ物。

 

 

 

 

一口食べる・・・

 

 

 

 

美味しい

 

 

 

 

見た目通りの味だけど、確かに美味しい。

さすがに1人では食べきれないので、2人で食べる。

 

 

私は食べられる分だけ食べて、けーき氏にバトンタッチ。

 

 

残りの『トラユーダ』を食べるけーき氏。

 

 

 

あーーーお腹いっぱいだ！！！

 

 

 

と、お皿を見るとあと一口残っている。

 

 

 

私もお腹がいっぱいだった。

 

 

 

だけど、今ならイケる気がした。

 

 

 

私はなぜか、『トラユーダ』に呼ばれたんだと思う。

 

 

 

そして、その最後の一口を口にほうばる私。

 

 

 

 

 

 

 

 

ボリッ・・

 

 

 

 

 

 

 

不思議な音がした。

一瞬、聞いたことのないような音がし、口の中に明らかに固い何かがあった。

 

 

 

 

 

 

ん？

 

 

 

 

 

 

と思ったものの、海外では良くある話。

肉の骨が残っていたんだろう・・

と思い口から出す。

 

 

 

 

 

 

んんん？？？

 

 

 

 

 

 

 

何か変・・・

 

 

 

 

いや、明らかに・・

 

 

 

 

変。

 

 

 

 

これはなに・・・？

 

 

 

 

 

 

え、もしかしないよね。

これ、、、

 

 

 

 

 

 

歯じゃないよねーーー！！！！！！

 

 

 

 

 

 

恐る恐る口の中で自分の歯を確認する。

 

 

そう、私は小学生の頃、3回歯が欠けたことがある。

同じ前歯を3回。

 

 

一輪車で転けて欠け、

床の雑巾ふきで滑って欠け、

ミルキーを食べて欠けたことがある。

 

 

あくまで欠けているだけなので、補強し、くっつけるという作業で私の前歯は構成されていたのだった。

 

 

 

 

 

 

いやな予感が過る・・・

 

 

 

 

 

20年前の記憶が蘇る・・・

 

 

 

 

 

そして、もう一度、口の中で自分のあの歯を確認してみる・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり歯が無いんですけどーーーーー！！！！！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり、あの歯がない！！！！

 

 

 

 

 

 

あの時、欠けたあの部分だけ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

歯が無いよーーーーーーーーー泣！！！！！

 

 

 

 

 

 

 

 

笑えない。

 

 

 

全然、笑えない。

 

 

 

一瞬頭が真っ白になって、状況が把握できなかったくらいショックだった。

 

 

 

 

 

 

歯の治療は保険では効かない。

それに、中南米の歯医者なんて怖すぎるし、時間もかかる。

このあとは予定が詰っていてフライトも取ってしまった。

 

 

 

いや、でもこの歯のまま旅するなんて、

マヌケすぎて、ネタにもならない。

 

 

 

これから、まだ旅も長いし、写真だってたくさん撮りたい。

 

 

 

今すぐ日本に戻って、治療したい。

日本に帰ろう！！え？

でも、

 

 

 

歯が欠けて帰国。

 

 

 

なんて、絶対やだ！！！！！

もっとマヌケだ。

 

 

みんなの宴会のネタにされて、私のあだ名は『歯欠け』になってしまう。

 

 

いや、でもこの歯を放置したままで大丈夫なのか？

 

 

こうして、友人の歯医者さんに相談し、帰国してからの治療で間に合うとのことだったので、私はこのまま旅を続行することにした。

 

 

 

 

 

 

今では、この前歯ともうまく付き合っている。

 

 

 

 

 

 

喧嘩した時は、ニヤッと前歯を出して笑えばいい。

それだけで、緊迫した空気も一気に砕ける。

 

 

 

 

 

 

開き直って、私は今日から・・

 

 

 

 

 

 

歯欠け女デビュー。

 

 

 

 

 

 

なのだ。

 

 

 

 

 

＊このような理由なので、帰国してからもしばらくみなさまにお会いできないかもしれません。

 

 

 

 

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