新年ですね、七草がゆから「丁寧な暮らし」を考える。
あけましておめでとうございます。
けいき(@cake2525)です。
新年早々失礼します。(あ、もう7日も過ぎてますね・・)
最近あれが気になってます。そうそう、あの
「丁寧な暮らし」
ってやつが気になってます。
よく聞きませんか?
言いたいことはなんとなくわかります。
「私も丁寧な暮らしをしたいわ」って人、多いと思います。
無職の僕ですら「丁寧な暮らし」いいよね、なんて思っちゃいますからね。ふ。
なぜか「丁寧」という言葉をつけるだけで急に柔らかくて品のある雰囲気になりますね。
ほら、こんな感じで、、
丁寧な食事
出汁は自分でとってますよ。素材の味を楽しんでください。
丁寧な仕事
一日で一つ作るのがやっとなんです。大量生産はできませんが大切に使って欲しいですね。
丁寧なトイレ
出るか出ないかのラインを小一時間ほど。ゆっくり楽しみますね。
丁寧な無職
アマゾンプライムで見たい映画を選ぶのに2時間かけます。まぁ鑑賞中は寝ますがね。
失礼しました。
つまり「丁寧」という言葉は時間をかけるっぽい印象。
「暮らし」は日々の生活。
ですが、この「丁寧な暮らし」とやらが何者なのかやはりわかりません。
現時点での仮説としては
効率を判断基準にしない。
です。
なので、今年はこの「丁寧な暮らし」とは一体何者なのか自分たちで実践して確かめていこうと思います。
当然人によって違うものだと思いますが。
ということで、今日は朝から【七草粥】を作りました。
七草粥は、【年初に雪の間から芽を出した草を摘む「若菜摘み」という日本古来の風習】と【旧暦1月7日に「七種菜羹」という7種類の野菜を入れた羹(あつもの、とろみのある汁物)を食べて無病を祈る中国の習慣】が一緒になってできたものと考えられてます。
また、【七草粥】の七草にはそれぞれ意味があり、
芹(セリ)→競り勝つ
薺(ナズナ)→撫でて汚れを除く
御業(ゴギョウ)→仏体
繁縷(ハコベラ)→繁栄がはびこる
仏の座(ホトケノザ)→仏の安座
菘(スズナ)→神を呼ぶ鈴
蘿蔔(スズシロ)→汚れのない潔白
ちゃんと意味があるんです。こんな風に昔から続いている風習の理由を知るの・・・好きです。
こうして風習の意味を考えたりするのも「丁寧な暮らし」に繋がるかもしれません。
あなたの「丁寧な暮らし」とはなんですか?
そんな問いかけから本年度をスタートしたいと思います。
今年も宜しくお願いします。
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