地方で起業する人が知っておくべき『小さな会社の稼ぐ技術』

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地方で起業する人が知っておくべき『小さな会社の稼ぐ技術』

こんにちは。

いきなりですが、今年はいくつか新しい事業をスタートさせます。

事業内容はほぼ決まっていますが、地方で持続可能性がある仕事をする方法を探っていた時に読んで頭が整理された本がありました。

書籍の中には「え?そこまでやるか?」と感じる内容もありましたが、組織に頼らず生きていきたい方、ニッチな市場で食べて行きたい方、特に地方で独立しようとしている方は一読の価値があると思います。

戦略と戦術の違い

そもそも、戦略と戦術の違いを考えたことがありませんでした。

言葉の意味を理解しないでなんとなく使っていて、思い出すと恥ずかしいです…

例えば野球で例えると、戦略は「監督」で戦術は「選手」

プロ野球みたいに監督と選手が分かれているといいのですが、個人や小さい組織だと監督兼選手になることも多いですよね。

この役割の違いを理解していないと、監督が「とりあえず頑張れ!」と解決策にならない指示を出したり、選手が頭を悩ませて考え、打席に立たずにアウトなるといった本末転倒なことがおこります。

とりあえず頑張ってなんとかなるのは過去の話ですし、打席に立たなければ点をとることはできません。

「勝つ」ことを目的にしているのに、「勝敗」とは関係ないことが行われることは多くの組織で起きていることなのではないでしょうか?

「根性」を正当化する上司と仕事したときは「残念な人だな」とあきらめていましたが、自分が統括する立場になると正しい戦略を考えることが難しいことに気づきます。

考えることをあきらめると「根性論」になるのはわかりますが、その結論に至らない考え方に加えて、「根性論」に陥らない戦い方を選ぶことが重要です。

弱者の戦略

1・差別化 弱者は、強い会社と違うことをする

2・小さな1位 弱者は小規模1位、部分1位。なんかで1位

3・一点集中 弱者はあれこれしない。1つに絞る

4・接近戦 弱者はエンドユーザーに直接営業する

テレビやネットからはたくさんの情報が流れてきます。

そんな情報の中には、大企業の戦略について様々な角度から分析されていることも。NewsPicksはいいですよね。

地方に住んでいる私が簡単に大手企業の戦略を知れることはありがたいのですが、こうした戦略を自分の組織にそのまま持ってきてはいけません。

そこに至った背景も違うし、持っている資産も違いますよーーー!

本書中には戦い方の事例がたくさんのっているので、きっと参考になる方法がみつかるはず。

とにかく、小さいな組織に小さい組織の戦い方があるってこと。

 

まとめ

事業を持続させるためには実行力と戦略思考の2つの能力がバランスが大切。

今までランチェスター戦略について何冊か本を読んだことがあったけど、表面的にしか理解できていませんでしたね。

戦略について知っても具体的に「何をするのか?」まで落とし込んでイメージできていなかったんですよ。この本は具体例が豊富で「何をすればいいのか?」がイメージできる一冊。

手を動かしながら、思考方法もアップデートしていきたいものです。

 

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keiki
Keiki Ishikawa,1987年生まれ。東京生まれ東京育ちの東京っ子。テンションの振れ幅が広いが、基本的にローテンションなことが多く、一週間ほど家にこもっても苦にならない精神力を持っている。大学卒業後、地方銀行に勤務。妻と出会い退職・世界一周を決意。500日間の世界一周を経て現在に至る。