八百屋×野菜×自己分析÷ピーターパン=EXPO
ミラノでEXPOがやっていることなんて全く知りませんでした。
2005年に開催された「愛・地球博」とか全然興味なかった。
おまけに「キッコロ・モリゾー」と「まりもっこり」が仲間だと思っていました。
そんな僕がどうしてもミラノEXPOに行きたくなった。
何かに呼ばれたその理由を考えてみました。
行きたくなった理由はテーマに無性に惹きつけられたから。
『Feeding the Planet,Energy for Life(地球を養う。生命のためのエネルギー)』
と、わかるようなわからないようなテーマです。
ざっくり言うと「食」に関する事をテーマにしています。
なんで呼ばれたのか考えてみました。
そうだ。僕の実家は八百屋だ。
小学校の時はなんとなく自慢だった。
中学校の時は少し恥ずかしかった。
高校の時はかっこ悪いと思った。
大学の時は大企業がかっこよく、中小・零細企業とかダサいと思った。
今になって思う。中小・零細企業って本当に大変。
しかしその「大変」の裏側には大企業で働くこと以上にたくさんの魅力がある。
この旅を終えた後は自分で事業をやりたい!と思っています。
こんな風に考えることができるようになったのも、八百屋の息子で地銀に勤めた事があるから。
そんな甘くないんでしょうが。失敗してもなんとかなりますしね。
話が少し脱線しますが最近、自分の『ルーツ』を考えます。
就職活動をした時に自己分析とかやったけど、『これで完璧!最強の自己分析!』みたいな本を見ながら必死にやった気がします。
今考えるとなかなか胡散臭いタイトルです。
そしてその本を使った結果…
「僕は人の役に立つことが生きがいです!」
みたいな事を言っていた気がします。
悪くないんですけどね。なんかセンスないんですよね僕って。
思い出すだけでビネガーな気分です。
就職活動の時には必死になってたのにいつの間にか全く考えなくなってしまいました。
しかし『自分は何者か?』とやらは一生かけてやっていくことなのではないか?
マジで思っています。
僕がピーターパンと呼ばれる所以です。
まだはっきりわからないけど、僕の『ルーツ』には『野菜』、そして『食』が組み込まれているに違いありません。
今までの人生で、人の5倍ぐらいの野菜を食べてますからね。えぇ。
特にブロッコリーは毎日のように食べてました。
食べ物についてあれやこれや学問したことはないけど野菜や食べ物に対する関心が高い(特にアミノ酸には並々ならぬ思い入れがあります)。
日本にいるときは気付かなかったことです。
かなりの意識高い系です。
ていうか、アミノ酸の話をすると大体みんなの目が「めんどくせーこいつ…」ってなるから最近はぽろり(妻)にしかしません。
ぽろりも僕のアミノ酸トークは一つも頭に残っていないと思うのですが、僕は諦めません。
つまりアミノ酸意識高い系の僕からすると、このEXPOは見逃せなかったってことです。
ぽろりも僕も行ったことがあったので、イタリアは行かないつもりでした。
しかし、こんな貧乏旅行をしている僕らが予定を変更してでも物価の高いイタリアに行きたいと思ったところを考えると、並々ならぬ思いがあると思うのです。
余談ですが最近自分の口元がいやに父親に似てきたなと感じています。
さーて。明日はEXPOについて書きますね。
COMMENTS