【感情】という愛おしくて、面倒な生き物についてのゆるい考察。へいらっしゃい。
誰にでもある感情。
日本人にあって、アメリカ人に無い訳でもない。
人間にあって、犬に無い訳でもない。
世界共通であって、命あるものにはきっとあるもの。
笑ったり、泣いたり、怒ったりできるのはこの【感情】ってものがあるから。
これが時としてやっかいで、めんどくさくって、それでも愛おしいものだったりする。
さざ波のようにゆっくりと寄せては消えて行くモノもあれば、
津波のように想定外のタイミングで夜な夜な襲って来たりもする。
私のそれは、とても気分屋で神出鬼没。
私はなぜか、時としてそいつを必死に隠そうとする。
なぜかはわからないけど、一種のくせなのかもしれない。
私の見る夢はとても単純で、不思議なものが多い。
この前、両親をいつか銀座の高級寿司店に連れて行けるくらいな大人にならないとなーと考えていたら、私は知らない寿司屋に行っていた。
巨大な水槽の中に、美味しそうな魚がうようよしていて、美味しそうだなーと眺めていたら、ベリーズで会えなかったマナティーがいた。
水槽には「まなてぃ」と達筆なひらがなで書かれてあった。
私はそのマナティーを見て、これは新鮮じゃないな、と冷静に判断して、
大好きなサーモンを注文しようと決めた。
なんと、1貫1万するらしい。
日本もずいぶん物価が上がったもんだ、とビビって、
とっさに今の宿に何泊できるかを計算したら目が覚めた。
(ちなみに、グアテマラなら1週間は2人で暮らせる。)
***
気になってしまったので、
マナティー・食べる
と検索してみたら、Yahoo知恵袋で質問してる人がいた。
『ふと思ったのですが、マナティって食べられすか?』
食べられすか?
◎ベストアンサー
食べますよ。
ま、まじか・・・
と思ったら、
一応人間は食べないらしい。
どっちなの。
ちがう、そんなことが問題じゃない。
問題は新鮮かどうかなんだ。
寿司にも大事だけど、時として【感情】にも鮮度が大事なんじゃないかって。
そんなことをふと思った。
その無意識に見ないフリをする私のこのスキルはどうやら鮮度を悪くするようだ。
好きなら好き、
嫌いなら嫌い、
嬉しいなら嬉しい、
悲しいなら悲しい、
と、もっと上手に表現できたなら、きっともっと美味しい寿司やマナティーが食べられるかもしれない。
同じ景色を見て、同じ体験をして、同じ人に会っても、人によって【感情】は様々。
家族だからって同じじゃないし、
親友だからって同じじゃない。
同じにする必要も無い。
もしみんなが同じタイミングで同じ【感情】を感じられたなら、
きっとこの世の中には、【言葉】も【表情】も【表現】も必要ないかもしれない。
そんな世界はあまりにもつまらなすぎるから、私たちはいろんな感じ方ができるのかもしれない。
あーなんて人間って面倒な生き物なんだろう。
それでもやっぱり、愛おしいと思う感情があるから、世界はこうして、動き続けているのかもしれない。
だから、私ももっと忙しくその【感情】とやらを新鮮なうちに提供して行きたいと思う。
へいらっしゃい。
明日からは、いよいよキューバ編に突入するので要チェックですよ!
*****************
*Facebookでも更新中!
ランキングに参加しています!クリックしてね♪
COMMENTS