インドの寝台列車に乗って、46度の砂漠の街へ
初めてのインドでの寝台列車です。18時間くらい。
ドキドキです、怖いです。
列車に入ってすぐにぎょっとしました。
そして一瞬で後悔しました・・・。
6人の席にインド人がぎゅうぎゅうに10人位座ってます。
え・・・・・・
まさか・・・・・
私たちの列車は3等車。4段階中下から2番目。
いくらなんでもこれは・・・ケチらずに良い席にすれば良かったと思っていたら、
親切なインド人がここではないと教えてくれました。
ここはどうやらSL(最下位)クラスのよう。
私たちの寝台はこっちでした。
ふう、一安心。誰もいなかった!
珍しく鏡付き。このように鼻毛処理をすることも可能です。
(ちなみに私がぼけーーっと座っているのが一番下のベッド、上にあるのが一番上のベッド、寝るタイミングで、真ん中にベッドを自らセッティングし、全部で3段ベッドとなります。かなり狭いです、これが3等って奴です。2等は2段ベッド、1等は個室らしい。)
インドでは何をするにも、どこに行くにも疲れます。
さらに、40度の暑さがさらにダメージを与えます。
アイスの車内販売です。袋に入って清潔そうだったので、購入。
袋の大きさと中身の大きさがめちゃくちゃです。小っちゃ!!
駅弁の販売もしていたので、注文!もちろんカレーです。
当然ナン付きです!!!
つまらなそうな表情をしていたので、カメラを向けたら・・・
元気になりました!!!!!!
途中の駅までは6人席を私たちが占領です。
いえーーーい!!!ゆっくりくつろげる!
なんて、思ったのも束の間、
インド人はそんな私たちをほっときはしません。
みんなこっちをジロジロ見てきます。興味津々です。
隣の席の弁護士は積極的に私たちに話しかけてきます。
インド人は外人を見ると話しかけないと気が済まないようです。
とりあえすインド人は職業を聞いてきます。
面倒なので最近は学生と言ってます。その方がお金なさそうで都合がいいのです。
そして、経済学部ってことにけーき氏がしてました。
私は大学2年で、けーき氏は3年らしいです。
けーき氏は、将来銀行で働きたいらしいです。
私は、働きたくないと言ってます、最低な奴だと思われているでしょう。
親の職業とか、日本はどんな国民性なんだとか、
とにかく、質問攻めでなかなか寝させてくれません。
けーき氏がとても楽しそうな表情をしていますね。
中国では話さなければ外人とバレなかったけど、さすがにこの国では目立ちます。
私たちみたいな貧乏バックパッカーはローカルな人と同じ移動手段を使う事がほとんどなので、たいがいどこにいても目立ちます。
ガン飛ばしている訳ではないです。シーツの汚さに落胆しているだけです。
これが通路です
呼吸があるか心配でしたが、ちゃんと生還起床してました。
夜中にはごそごそと乗客が乗ってきます。どうやらこの6人席は外人枠らしくみな外人でした。外人がいると妙に安心してしまいます。
日本人ですか・・・!?
と、偶然にも同じ席には、大阪に住んでいた事のあるアメリカ人が。
とにかく、このアメリカ人、テンション高すぎです。
彼らも男2人でホリデーを満喫中。たぶん、ゲイです。
でも、彼らのおかげで、インド人に絡まれる事無く後半は快適な電車旅を過ごす事ができました。
何か臭っている訳ではないです
朝食は車内販売でやってきたカチョリ、なんでもスパイシーです。
さあいよいよ、到着です。
1時間以上遅れて到着。
ここが砂漠の街、「ジャイサルメール」です。
ここに来た目的は、そう「砂漠」です。
砂漠を見た事がなかったので、らくだに乗りながら砂漠を散歩したかったからです!それだけ!
私が選んだ街なんだけど、なんと今日の気温は46度らしいです。
えーーーーっと、
気温まで考えてませんでしたーーーー!!!
ごめんなさい笑!!!!!
超絶暑いです!!!!!!!
さすが砂漠の街です!!!!!!
どんだけ水飲んでも汗になるので、トイレに行かなくて済みます!!
あつい・・・・・
あつい・・・・・
私たちはもちろんエアコン付きルームになんて泊まりません・・・・・
でも、今日泊まる宿は、なかなかおしゃれ。
ここのオーナーは日本でカレー屋さんもしています。
でも、とにかくあつい・・・・・
こうして、流されるがままにこの後、私たちは砂漠へ向かうのでした・・・
明日は、砂漠の上でけーき氏が・・・
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