イスラム教の聖地にやってきました。
さらーむ。
しばらく電波のない場所にいたため更新が滞ってしまいました。
若干切れ痔気味ですが元気にやってます。
僕の具合はどうでもいいですね。
さて。
エスファファーンからバスでマシュハドに向かいます。
マシュハドはエスファファーンか1200kmほど離れており、少しアクセスしにくい場所にあります。
ちなみに東京から大阪が約500キロです。
ですがこのマシュハドはイスラム教の聖地として有名な場所です。
理由は有名な人がこの地で殉職したからとの事です。
歴史的背景というより、聖地(メッカ)と呼ばれている場所を見たいという欲求のほうが大きいです。
キリスト教の聖地はエルサレム。
ヒンドゥー教の聖地はバラナシ。
サラリーマンの聖地は新橋。
プリクラのメッカは渋谷。
バスに揺られて16時間。
砂漠を激走します。
センシティブなお尻には厳しい時間ですが、聖地を見るためには止むを得ない痛みです。
ついて早速、有名なハラメ・モタッハル広場に行ってみます。
こちらは入場料はかかりませんが、カメラの持ち込みが禁止です。
でも携帯電話での写真撮影は大丈夫です。
意味が分かりません。女性はチャドールと言うねずみ男風の布を着用します。
エスファファーンのモスク同様、英語ガイドが僕らの行き先をどんどん決めていきます。
ガイドのおじさんは以前アメリカの大学で、日本人とルームメイトになったことがあるらしく、日本に好印象を持っているようでした。
学校や図書館、ミュージアム等。沢山の施設が複合しておりすごい広さです。
図書館の近くにある講堂にも連れて行ってくれました。
ガイドの彼は非常に良くしてくれたのですが、気温が30℃を超えており、見学全体で約2時30分の後半1時間30分は、ぽろりが無言になっていました。
別れ際にチップを要求されないか若干心配していましたが、さわやかにさよならされました。
そして夜。
再度ハラメ・モタッハル広場に行きます。
理由はこちら。
相模湖イルミリオンに行きました。
って言ってもわからないほどライトアップがすごいです。
おまけに花火も打ち上げられていました。
僕らが訪問した日の翌日がイランの祝日だったこともあり、大量の人が巡礼にやってきていました。
静かに祈る人もいれば、涙を浮かべる人、そして泣きじゃくる人もいました。
観光でふらりと来ている僕らと、いつか聖地で祈りたいと思っている人の想いの違いを肌で感じます。
さらにこれだけの人を引き付けているイスラム教のエネルギーも肌で感じることができました。
こんな風に自分たちが予想していた以上の光景を見れる時に、改めて旅のおもしろさを感じます。
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