えーーっと、お腹が空いて飢え死にしそうなんだけど。
知らなかったけど、イスラエルには安息日ってやつがあるらしいです。
〈金曜の日没から、土曜の日没まで〉
この日没っていう曖昧な言葉を使う国が多すぎる!
教会も日没まで入れます。とか。
今、日没?え、まだ日没終わってない?
とかこっちの空は21時くらいまで明るいので、よくわかりません。
でも、この安息日、ユダヤ教徒の人たちにとってとっても大事な日。
シャバットと呼ばれる安息日は、祈ること以外何もしちゃいけないらしく・・・
車に乗っても、電気のスイッチを消しても、携帯電話を触ってもダメらしい!!
あと、家事をしてもダメ。
一体どうやったら生活できるのでしょう、不思議。
ユダヤ教徒じゃない人たちからすれば、バスもトラムもお休みになっちゃうので、かなり困ります・・・
いくら宗教上の決まりだからって、、困る人がたくさんいるのよ。。
ほら、私たちのように・・・
空港で途方に暮れていると、ものすごい大きな銃を持った警備員の方が、シャトルバスを教えてくれました。
これでひとまず、宿まで移動できそうです。
さあ、宿に到着です!
ん?これは、どう見ても、民家です。
何度も地図と住所を照らし合わせます。
絶対にここです。
でも、絶対にここは民家です。
マンション、というか団地です。
完全に場違いな場所にいます。
しかも、名前が読めないので、何号室かもわかりません。
電話もできません。
はあ・・・
団地の前で、またまた途方に暮れていると・・・
HELLO!!!!!!!
どうやら私たちの怪しさに心の優しいおばちゃんが気づいてくれました。
私たちこの宿に行きたいんですけどーー
あーーオッケーちょっと待って!
って電話してくれた!奇跡!
あーー優しい。涙。よかったーーこれで、一安心。
まだちょっと時間かかるみたいだからうちでお茶でもしていきなさいよーー
うわーーー!なんてこと!ありがたやありがたや。
朝から昨日の残りの質素なパンと少しの水しか飲んでいなかったので、ちょーど喉が渇いていたところ。感謝感謝!!
今日はこの無味のパンを2人でかじっていただけ。
優しそうなおばちゃんだったので、遠慮なくあがります。
安息日だけあって、家の中には、家族が勢揃い!
どうやら私たちの予約した宿は、このおばちゃんの息子さんの宿らしい。
息子さんが来るまで、屋上を案内してくれたり、コーラをいただいたり、、
ありがとうーー!
屋上からの景色、エルサレム旧市街
目の前はキレイな学生寮がずらり
イスラエルでは意外にも?ソーラーパネルの家がたくさん
優しいおばちゃん、いろいろ親切にありがとう!
宿はおばちゃん家のすぐ隣、マンションの1室だけど、いろんな国籍の人で賑わってます。
まさかの日本人女性も!
これが、宿のオーナーROB!
なぜか、ロシア人の彼と弓矢の練習を始めました。
結構本気で危ない矢です。
さて、お腹が空いて飢え死にそうな私たちは、町中に向かいます。
大変です。
びっくりです。
予想を超えました。
やっぱりね、
全然お店が空いてなかったーーーー!!!!
あ、でも、3キロくらい歩いたらパンが買えた・・・泣
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