人見知りの僕が1人で外人だらけの飲み会に参加して感じたこと。

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人見知りの僕が1人で外人だらけの飲み会に参加して感じたこと。

 

ジョージアのトビリシからクタイシに向かいます。

 

ジョージアを訪れる日本人にとっては、この街にある世界遺産より有名な『スリコの家』に向かいます。

なぜ世界遺産より有名かと言うと、この『スリコの家』のオーナーのスリコがひたすらワインを飲み、そしてワインを飲ませてくる宿と言うことで有名なのです。

僕はお酒は好きですが、缶ビール一本で十分なタイプです。

がんがん飲ませてくる人が苦手です。

会社員時代にお客さんとの飲み会で飲まされすぎて、ガチで2回ほど居眠りをしたことがあります。(本当にすいません)

 

ですがここは日本ではなくジョージア。

ジョージア飲み!どんなもんじゃい!!

と意気込んでこの『スリコの家』に向かいました。

 

クタイシには一応本当の世界遺産もありますが、あまり興味がありません。

目的は完全にスリコです。

スリコの為にクタイシに来ました。

 

トビリシから電車でクタイシに向かいます。

僕らは前日にチケットを購入しておきました。

電車のチケット。乗り合いバスより2ラリ安い。
電車のチケット8ラリ。乗り合いバスより2ラリ安い。

朝の8時55分に出発し、14時30分にクタイシに到着しました。

車内はとっても快適でした。
車内はとっても快適でした。

駅からスリコの家に向けて歩きます。

駅から約1時間ほど歩いて無事にスリコの家に着きました。

手作り感が際立っています。
手作り感が際立っています。

 

ピンポーン。

スリコの妻であるメディコが出てきました。

 

僕『こんにちは!今日空いてますか?』

 

メ『今日はたくさんのゲストがいるのよ…日本人?』

 

僕『…?おや?はい!日本人です!』

 

メ『あらー!日本人はいいわーーー!!でね。今日はゲストがたくさんいるのよ…』

 

僕『…?おや?これは?』

『今日は僕ら以外に日本人いるんですか?』

 

メ『今日は2人日本人がいるわ!でね。今日はゲストがたくさんいるのよ。』

 

…これは完全に僕らを泊めたくないやつです。

なかなか断ってこないので確認してみます。

 

僕『もしかして今日は満員ですか?』

 

メ『ええ。そうなのよ。近くに親戚の家があるからそこに…』

 

僕『親戚…か。』

 

僕らの目的は挑戦する前に終わりました。

こじんまりやってるから予約しなくて大丈夫だと思っていましたがそんなことはありません。

是非予約してから訪問してください。

※後々聞いてみると、『Lonly planet』に載っていたり、『Booking.con』に掲載されたりしていました。

 

ここまで来て帰るわけにもいかないので、スリコのいとこの家に泊まります。

スリコの家から歩いて5秒。

普通の家です。

 

別に宿とかやってねーけど。仕方ないから泊めてあげるよ感が否めません。

 

寝室に入ると寝起き後そのままのベットが。

いとこ(おばさん)がそのベットのシーツを交換して僕らの部屋になりました。

普通に寝室です。
普通に寝室です。
置いてある人形に迫力があります。
置いてある人形に迫力があります。
よく見ると部屋のいろんな場所に十字架が…じーざす。
よく見ると部屋のいろんな場所に十字架が…じーざす。

なんか寝るところ奪ってごめんなさい。

すごく申し訳ない気持ちになります。

『日本人が予約もしないでやってくるから私たちがベットで寝れなくなったわ!!きーーー!!』

 

とか言われてないか心配になります。

ですが、彼らは自分達の寝るベットを取られたにも関わらず優しく接してくれます。

荷物を置いて観光に行きます。

世界遺産に登録されている教会ですが、スリコと楽しめないので気持ちがノッてきません。

世界遺産のバクラティ大聖堂。
世界遺産のバクラティ大聖堂。
バクラティ大聖堂の内部。
バクラティ大聖堂の内部。

 

その後宿に帰り食事をいただきます。

 

素朴なジョージア母さん系料理。おいしかったです。

写真が暗いです。
写真が暗いです。

 

食後、今日は静かに寝るか…

と思ってベットに入ろうと思ったときに、僕らにベットを奪われたいとこ(おばさん)が部屋にやってきました。

 

『私やっぱりここで寝たい。』

 

 

じゃなくて

『スリコの家に行きなさい!宴が始まっているわ!』

 

おぉぉ!じーざす。

 

ぽろりは体調不良の為部屋で休憩です。

スリコの家に行ってみると

やってます。

既にまぁまぁ出来上がってます。
既にまぁまぁ出来上がってます。

いきなり手作りワインを飲まされます。

味はうす酸っぱい系です。

時々僕の足から同じ匂いがします。

 

既に飲み会は中盤に突入しています。

ていうかここにいるメンバーみんな初対面です。

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青いシャツを着ているのがスリコです。

引っ込み思案で根暗な僕はこのノリについていけません。

なんかやってます。
なんかやってます。アクロバット飲み。
_DSC5584 (1024x683)
みんなにふってきます。盛り上げます。

 

 

みんなとっても楽しそうです。

いつもだったら、ぽろりと共に仏の様な笑顔でこの光景を見つめ続けて無難に時間を過ごします。

しかし今日は隣にぽろりがいません。

とりあえず近くにいた韓国人と無難な旅行トークをします。

 

が、そんな僕を見かねてスリコが酒をどんどん飲ませてきます。

 

そっからは

 

「SAMURAI!!!」

 

「JAPAN!!!」

 

「KANPAAAAI!!!」

いろいろ飲まされます。

グラスはこちら。
グラスはこちら。

この角っぽいグラスがなかなかやっかい。

テーブルに置くことができないので、注がれたら飲み切らないといけないという性質です。

とりあえず出されたものを飲み続けて

「イェーイ」と騒ぎます。

なんか時々コニャックも紛れ込んできます。

 

楽しい!!!しんどい!?

いや。早く自分の部屋に戻りたい。

 

たった一時間ぐらいしかいませんでしたが、僕にしては相当飲みました。

みんないい人だったので楽しめました。

当然皆英語で会話するので、ざっくりとしか理解できない事が非常にしんどいです。

※ちなみにスリコは英語がしゃべれませんが一番楽しそうでした。彼は初対面の人と楽しくお酒を飲むプロです。

 

世界一周中に上達したスキルがあります。

完全に理解できていない英語をわかったふりをするスキルです。

ざっくりとしか理解できていない会話に対して、頷いたり笑ったりするスキルが相当上達しています。

このわかったふりスキルが英語の上達にとっては壁になっている気がしています。

 

そろそろ飲み会も終了…というところで、スリコのいとこの家に帰りました。

ベットに入って思いました。

 

うん。スリコは強い。

「でもやっぱり知り合い同士の飲み会がいいな…」

 

スリコの『強さ』と自分の『国境を越えた人見知り』を確認し、一晩が過ぎていきました。

 

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keiki
Keiki Ishikawa,1987年生まれ。東京生まれ東京育ちの東京っ子。テンションの振れ幅が広いが、基本的にローテンションなことが多く、一週間ほど家にこもっても苦にならない精神力を持っている。大学卒業後、地方銀行に勤務。妻と出会い退職・世界一周を決意。500日間の世界一周を経て現在に至る。

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