ユダヤ教徒のもみあげがすごすぎる話。
ようやく安息日が終わったので、やっと、安心して外に出かけられます。
でもね、今って、
ラマダン
なんですよ。
知ってますか?ラマダンって。
ラマダンは1年のうちに1ヶ月間のみ。
ラマダンの1ヶ月間、イスラム教徒は日の出から日没までご飯を食べてはいけないんです。
もちろん水を飲んでもダメ。
その他、タバコを吸う、異性を凝視する、香水をつける、化粧をする、キス、ハグなんかもダメ!旅行者であっても露出の激しい服は御法度です。
イスラム暦は太陰暦なので、毎年日程は変わるものの、今年のラマダンは、
6月18日から7月17日!!!
ひょええええええ!!!!!
ジャストNOW!!!
ええ、ラマダン真っ只中です。
つまり、
日中に飲食することは、不作法になってしまうのです!!!
なんてこと!!!
なんて不便なイスラエル!!!
お店閉まってたり、外でご飯食べられなかったり・・・
いや、私たちがあえてこの時期に旅しているのが悪い。
うん、勉強不足。
それにしても、日中のイスラム教徒たち・・・かなり鋭気を失っています。
ぐったりしちゃってて心配・・・
外で水飲んでると、いいな〜って目で見られます・・・
ご、ごめんよ・・・
あと、数日!!がんばれ!!!
よって、夕方からの人の賑わいがすごい・・・
みんな日没を今か今かと待ってるんだもんね。
そりゃ、ご飯食べたいよね、水も飲みたいよね。
そんなここ、エルサレムはユダヤ教、イスラム教、キリスト教の聖地。
いろんな宗教、文化、人種が入り混ざっている世界でも特殊な場所です。
まずは、ユダヤ教から。
ユダヤの歴史を知るために、ホロコースト博物館へ。
ここは、ナチスドイツによるユダヤ人の大虐殺の歴史が詳しく展示されています。
びっくりしたのが、軍人の数!!!
中でも、違和感があるのが、女性の軍服姿。
イスラエルの徴兵制度は、なんと、
男女ともに18歳から。
高校を卒業したら、大学へ行く感覚で、軍隊に入るのかな。
あーー来年から行かなきゃなーーって。
普段着を着たら、普通の女の子なのになーっていうかわいい子も、でっかい銃をハンドバックのように担いでいます。
どうやら研修か何かのようで、年下の軍人たちが博物館内をウロウロ・・・
ユダヤの歴史を勉強中のよう。
彼らを見ていると、こんなに辛く悲しい過去を繰り返さないように、軍事力で解決しようとしちゃいけないんじゃない・・・と思ったりもします。
でも、ここにある生々しい展示の数々は、部外者がそんな簡単に武器を捨てろ、なんて綺麗ごとを言えないくらいの、想像を絶する傷みを抱えたユダヤ人たちの想いが伝わってきます。
ユダヤの歴史を勉強した後は、あの有名な「嘆きの壁」へ。
ここは、言わずと知れたユダヤ教の聖地です。
ここが「嘆きの壁」
入り口は男女別々。
男性と女性の壁の割合は7:3くらい。
男性はさらに室内にもスペースがあるらしい。
コレが仕切り、女性側は人で溢れてます。
女性側の壁
みな熱心に祈りを捧げています
壁の後ろでは、涙を流しながら聖書を読む姿もたくさん
今までも何度も見てきたけれど、やはり無宗教の私にはあまり理解できない
若い女性軍人たちも祈りに来ています
こっちは男性側。
男性は、キッパというダサい帽子を被らなければなりません。
神に対して頭を隠すことて、謙遜の意思を表しているらしいキッパ。
白よりも黒のキッパの方が信仰度が高いらしい。
この軍人たちが被っているのがキッパ
彼らは正統派と呼ばれるユダヤ教徒。独特な雰囲気・・・
自分の世界に入っています
不思議な光景・・・
室内はこんな感じ
ユダヤ教徒って、この国に来て初めて見たけど、ちょっと怖い。
怖いというと語弊があるけれど、みんな同じ服装をして、ちょっと浮世離れしているような、感情を感じられないような不思議なオーラを感じます。手を叩いて大爆笑とかしないと思います。
超正統派と呼ばれる彼らの服装は、、
黒いスーツにシルクハット!!
そして、ひげと、
もみあげ!!!!!
もみあげ長ーーーーっ!!!!
彼らのご立派なもみあげ。
なんと、
生まれてから一度も切らないらしい!!!!
初めて見たときは、
え、すごーー!!どうなってるのーー
と、思わずけーき氏とジロジロ観察してしまったもみあげ。
何度見てもすごい・・・
ここイスラエルはカルチャーショックがまだまだたくさん。
明日はそんな正統派ユダヤ教徒たちにけーき氏がまさか・・・
COMMENTS