ペトラ遺跡をひたすら歩き続けます。

歩いても歩いても、最終目的地「エド・ディル」に着きません。

 

 

かれこれ2時間以上歩いています。

平坦な道のりが険しい上り坂になりだします。

 

 

 

 

哀愁漂うロバに惹かれてしまいますが、ここは我慢。

だんだんと、人の気配が無くなりだします。

 

 

 

ついには私たち3人だけに。

この道であっているのか、不安です・・・

 

 

 

すると、1匹の犬が私たちをリードし始めます。

ありがとう史郎。

 

 

 

私たちは史郎について行きます。

でも、まだまだ先は長い。

 

 

途中、猫に襲われそうになると、率先して助けてくれる史郎。

休憩中も常に隣にいてくれた史郎。

 

 

 

あれ、いつのまにか消えていたぞ、史郎・・・

あいつ裏切っ・・・

 

 

最終目的地「エド・ディル」まであと少しです。

だんだん景色が壮大になってきます。

 

 

 

２時間以上かけて、ようやく到着です！！

やっとの思いで到着した、「エド・ディル」

 

 

真ん中にいるちっぽけなのがけーき氏です。

おおおこれは、大きい！！！

 

 

で、でもこれか・・・

さっきのと似てるね。うん。

そんな感じです。

 

ここまで辿り着く人は、かなり少なく、ツアー客はここまで来ないようです。

ここまで来る人は変わりも・・・

 

 

さて、帰りも同じ道を4キロ歩いて帰ります。

帰りはまた、太陽の位置が変わり、同じ岩も行きとは違った色に。

 

 

 

一見、キレイに見えるこの道。

でも、この道、ロバたちも同じように通るのです。

 

 

つまり、えーーっと、

そういうことです。

 

道端には彼らのうん○が至る所にあるのです…

ただの岩場じゃないですよ。

 

それに群がる大量のハエがこれまたすごい…

大量と言っても10匹やそこらじゃないです…

 

もうそれはそれは、見るのも辛い有様です。ハエで埋め尽くされています。

私たちが少し休憩しに座るだけで、もうそれはそれは、ものすごいハエに襲われるのです。悲しいくらいに。

 

 

東南アジアで耐性がついたハエ。初めは、

 

ぎゃーーー！！どけコラーー！！

 

とか言ってましたが、

もう、ちょっとやそっとじゃビビりません。

ご飯にハエがついていたって、

 

それ、さっきハエついてたよ。

 

あ、そう？まぁ、いっか。

パクッ！！

 

 

自慢じゃないけど、ハエがついたご飯だって食べれますもん。

 

そんな私たちが本気で引くほどの大量のハエ。

日本にいるハエを全員集合させてもペトラのハエ数には敵わないでしょう。惨敗です。

 

 

 

 

 

そう、ここ、ただの遺跡ではありません。

 

いろいろな遺跡を見てきたけれど、こんなにもハードな遺跡巡りは初めてです。

いろんな意味で過酷なトレッキングです。

 

しかも鬼くそ高い入場料を払ってますからね！！！

天気や気候、時期にもよりそうですが、苦労して行ったわりには、

うん、よかったね。って感想です。

 

けーき氏はずっと、う〜〜〜ん、と唸っていました。

鬼クソ高い入場料を震えながら払ったのに・・・

ペトラのために節約貧乏生活を強いられていたのに。

 

たぶん、犠牲にしたのもが多かったからでしょう。

1度行けばもう満足です。

 

 

 

 

時計を見ると13時過ぎ、もうかれこれ5時間以上歩き続けています。

気温も上がり、暑くなってきたので、今日は宿でお休み。

 

 

 

明日は急遽、アンマンまで移動です。

アンマンって、アンパンマンみたいでかわいい。