インドネシア・スラバヤ。話題の「死の動物園」に行ってみた。

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インドネシア・スラバヤ。話題の「死の動物園」に行ってみた。

まいど。

先日インドネシア第二の都市であるスラバヤ、

 

「死の動物園」に行ってきました。

 

なぜ死の動物園と呼ばれているか、

スラバヤ動物園では数年間で数百頭の動物が死に、「死の動物園」と呼ばれ悪評を買っている。20年にわたる経営陣の対立で、動物の飼育がおろそかにされているのが原因とされ、2008年には362匹、2009年には327匹の動物が死んだとされている[2

出典:wikipedia

・絶滅の危機に瀕しているスマトラトラやボルネオオラウータンが相次いで死亡

ビーチボール大のプラスチックを食べたキリンが死亡

コモドドラゴン3頭が姿を消す

様々な情報の中でも特にインパクトが強かったのは、

・ライオンの「マイケル」が檻の中で首を吊って死亡…

 

連続して不可解な動物の死が確認され、その数は半年で約100にも及んだそうです…

ライオンのマイケルの死亡理由は「遊んでいてケーブルに挟まったため」だそうです。

死因に驚きを隠せません。

 

 

「死の動物園」とは一体どんな動物園なんだ??

そう思い調べてみると…

私達が滞在しているホテルから約2kmにある偶然!!

いくしかないでしょ…これ。

死の動物園に行ってみた

いつも行動を共にしている妻は胃痛のため休養。

単独での調査です。

インドネシアのオモシロスポットに行けるなんて最高だぁ!!と意気揚々と宿を出発しました。

約30分ほど歩くと入口を発見。

入り口

横には大きなモニュメントが!!

モニュメントだけなら「死」など微塵も感じさせない迫力があります。

むしろ感じるのは「生」を感じさせてくれる躍動感。

DSC01035

 

入り口でチケットを購入し調査開始です。

チケット売り場

チケットは手に巻くタイプです。

チケット

ちなみにチケットは

15000Rp(約130円)!!!

やすっ!!!!

 

インドネシアは思っていたより物価が高くて困っていましたがこれはありがたい。

ですが運営・管理がうまくいかない理由の一つに入場料があるのかもしれません。

この庶民的な料金のお陰で地元の方には人気のスポットのようです。

 

中に入ってみると園内の大きさに驚きます。

案内図

思っていたより非常に大きいです。

この動物園にいる動物は約350種類・4000匹。

東南アジアでは最大級の動物園。

ちなみに上野動物園は500種類の動物を飼育しています。

園内に入ってみると写真屋さんがありました。

変な写真

写真どの写真もいい味が出ています。

シュチュエーションもいけてます。でも子供達の顔つきがもっといけてます。

おそらくカバの口に入れるなんて世界中探してもここだけでしょう。

激しくオススメしますので行った際には是非。

 

 

園内を歩いてみると…???

 

おや。

 

普通です。トカゲに乗る少年

コモド・ドラゴンにまたがる子供達。この乗り方は相当できる奴の乗り方ですね。

 

「死の動物園」らしさを感じる点もなく、久しぶりの動物園をエンジョイしてしまいました。

 

その中でも印象的だったのは、

コモド・ドラゴン

コモドドラゴン1コモドドラゴン

迫力満点です。

コモドドラゴンは全長約2メートル。

以前テレビで有名人がコモドドラゴンに追いかけられるという企画がありました。

笑ってましたが、今はもう笑えません。

そりゃ逃げるますわ。

 

トラ

トラ説明 トラ 飼育員とトラ餌やりシーンに遭遇しました。

餌をあげてるのは地元の中学生飼育員だと思います。

あ。動物園の制服とかは特にないようでした。

ゾウ

ゾウ

水ゾウ

水やりの時間のようです。

決していじめている訳ではありません。

こいつはこうされるのが好きなんだ。と飼育員と自信満々に話していました。

勉強になります。

さて。この動物園で一番パンチがあったのが

アクアリウム(水族館)

アクアリウム

「不気味」「暗い」「強い」という言葉がトリップアドバイザーの口コミに書いてあったんです。

でもたかだか水槽だよ。そんなことあるわけがないで…

アクアリウム入り口

今の発言撤回します。

入り口に立って絶望しました。

本当に暗いです。笑えません。

お化け屋敷が苦手な僕は決して一人では入れない場所です。

 

しかし今日は頼りになる妻がいないのです。

僕が行くしかありません。

 

入り口から妙な涼しさを感じます。

川

「フレッシュウォーターじゃねえよ…」

と不気味さを払拭するために独り言を言いながら進みます。

魚「いや。よく見えないし不気味でこえーって。」

川魚

「何がいるかもわかんねーから!!」

奥に行くと暗すぎて撮影できません。

この不気味なエリア。実は地面をモゴモゴ動くものに遭遇しました。

写真の左奥辺り。ヤツがいます。

海水コーナー

探してくれた方すいません。

写真では確認できません。

 

が、通路を半分進んだ辺りでヤツの存在に気がつき、慌てて逃げました。

「ウォォアアオォーーーー」

と言いながら。

正体は子猫ぐらいの大きさのネズミ。だと思います。

姿を消したコモドドラゴンではないことを祈ります。

思いがけないサプライズを用意してるあたりが死の動物園ならではです。

 

このアクアリウムは一見の価値ありです!!

まとめ

数々の報道の後改善されているかはわかりません。

が、報道されているほど管理状態が劣悪な訳ではないと思いました。

良い意味でも悪い意味でもルールがなく、非常に近い場所で動物を感じることが出来ます。

 

強いて言うならゲージに鳥入れ過ぎってことぐらいでしょうか。

鳥入れすぎ

 

 

ちなみに、今回は約2時間30分程度で園内を回りましたが、ゆっくり1日かけて回っても十分楽しめます。

(園内に食事するところもたくさんありましたのでアクアリウムでの思い出を語らうのもいいでしょう)

 

有名な世界遺産に行くのも楽しいけど、地元の人が普段楽しんでいる場所に行ってみるのも面白いですね。

そんなことを思ったスラバヤの1日でした。

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keiki
Keiki Ishikawa,1987年生まれ。東京生まれ東京育ちの東京っ子。テンションの振れ幅が広いが、基本的にローテンションなことが多く、一週間ほど家にこもっても苦にならない精神力を持っている。大学卒業後、地方銀行に勤務。妻と出会い退職・世界一周を決意。500日間の世界一周を経て現在に至る。