さようなら、ロライマよ。【ロライマ5日目】

スポンサーリンク

さようなら、ロライマよ。【ロライマ5日目】

よし。

今日は楽勝。

 

DSC01496

 

 

だって、ひたすら下るだけだもん。

 

 

DSC01497

 

DSC01498

 

なんて、とんでもなかった。

 

 

 

 

怖い・・・

 

 

 

 

DSC01501

 

 

晴天なのは、ありがたいけど、、

下が見えすぎて怖い。

 

 

DSC01510

 

 

そういえば、あの嵐の日は景色なんて何も見えなかったもん。

 

 

DSC01503

 

 

こんな崖っぷちよく登ったな・・・

おいおい、冗談だろ・・・

 

 

そんな岩場を慎重に降りる。

 

 

DSC01511

 

 

体力ではなくて、予想以上に、筋力を使う。

足のつま先にどっしりと重くなった体重がかかる。

 

 

DSC01517

ほら、さとしーたなんて、こんなおじいちゃんみたいに足がガクガク・・・

 

 

 

 

今日は、2日目と3日目に歩いて来た道を1日で駆け下りる。

いくら下りだと言っても、なかなかハードだ。

おまけに、天気が良すぎて、とにかく暑い。

 

 

DSC01523

 

DSC01525

 

 

休憩をしないと、日陰のないここは、体力もどんどん奪われていく。

 

 

DSC01534

 

 

さっきまで、あの上にいたなんて思えないほど、どんどんロライマとの距離が離れていく。

 

 

DSC01529

 

 

あんなに近づくのに苦労したのに、離れる時はあっという間。

気がついたら、ロライマがこんなにちっぽけになっていた。

 

 

DSC01538

 

DSC01548

 

 

改めて、振り返るとその壮大さに言葉を失うほど、美しい。

山を美しいなんて、思ったことそういえばなかったな〜

 

 

DSC01542

 

 

初日のキャンプ地に戻って、最後の夜。

長いと思っていた6日間なんて、一瞬だった。

 

 

DSC01563

 

 

ひたすら、インフラが何もない環境にいたけど、

この不便さが、心地よく感じるくらい、もうこの環境に慣れてしまった。

 

 

DSC01562

 

 

テントで寝た生活も、川で洗濯もシャワーも、飲料水も全て済ませたサバイバルな生活も、

日本にいる今はもう恋しくてたまらない。

 

 

DSC01560

 

 

何なら、公園にテント張って寝たいくらいだけど、そんなことすらできないルールでがんじがらめになった場所、それが東京な気もしてる。

 

 

あれはダメ、これはダメ。

これは、こうするべき。

 

 

みたいな暗黙のルールや周りの目なんかが、時折苦しく思えるのは、こんな自分中心で、自由気ままな生活を経験してしまったからなんだと思う。

 

 

 

 

それにしても、異様に足の爪が痛い。

人差し指の爪が、両足とも歩くだけで痛い。

 

 

よく見てみると、爪はダークな紫色に変化を遂げていた。

 

 

あら、いつのまに。

触るだけで、痛い。

 

 

というか、半分宙に浮いている。

あれまあ。

それに、足のいろんな筋肉が痛い。

 

 

これは、明らかに筋肉痛ってやつだ。

え、ってことは・・・

 

 

明日どうなるの?

明日もまだまだ歩くのに、、

この爪は一体どうなるんだい・・・

 

 

 

 

 

*2016年2月のおはなしです。

スポンサーリンク

関連記事

COMMENTS

*
*
* (公開されません)