ロライマ山ツアー情報まとめ【世界一周・ツアー情報・2016年2月】
2月の初旬にベネズエラ・ロライマ山(ギアナ高地)に登ってきました。
タイムリーなベネズエラ情報が必要な方も多いと思うのでさっそくロライマ山ツアーの詳細をまとめました。ブログはまた後ほど〜!
ロライマ山ツアーには
①ガイド付ツアー
②ガイド付・食事込みツアー
があります。
僕らは迷わず②のガイド付・食事込ツアーを選択しましたが、大正解!
②のツアーでは食材はもちろん、調理器具、テントをポーターさんが運んでくれます。(寝袋・マットは自分で持ちます)
おまけに毎食食事を作ってくれたり、テントも張ってくれます。
僕らの体力では自力でこれらの荷物を持つことは無理だったので、この選択は大正解。
荷物なくてもしんどいです。かなり歩きます、岩場よじ登ります。
体力にスーパー自信のある方以外は、②のツアーを強くお勧めします。
目次
《ツアー詳細》
日程:2016年2月3日~2月8日(5泊6日)
ツアー会社:アントニオ(弟)&シモン(兄)
参加者:日本人5人(ガイド1人・ポーター3人)
料金:155,000Bs(186$)
内容:ロライマ山登山・食事込
◎アントニオとシモンへのコンタクト方法:サンタエレナの「Michell Posada」のフロントスタッフ(男性)に依頼。その後、直接宿で交渉して申し込み。
一番最初の提示額は4人のツアーで
5泊6日=207,500Bs(250$)
7泊8日=290,500Bs(350$)
でした。
その後交渉を重ねて申し込みに至りました。
申し込み時は7泊8日ツアーを狙っていましたが値段が予想以上に高く断念しました。が、結局参加した5人全員5泊6日で満足という意見でした。
※アントニオ&シモンはあまり7泊8日ツアーは行きたくなさそうでした。日程に問題があったのかもしれません。日数が増えると頂上での日数が増えます。
※アントニオは少しだけ英語話せますが、シモンはほぼ英語話せません。
《ツアー内容》
1日目:朝8時に「Michell Posada」のフロントに集合。ジープでロライマ山の麓のサンフランシスコに向かう。約12時から登山スタート。16時頃にキャンプ場に到着。
初日のキャンプ場にはコーラやビールが売っていました。
2日目:朝7時30分スタート。13時頃にキャンプ場②に到着。
3日目:朝7時30分スタート。14時頃にロライマ山頂に到着。
4日目:ロライマ山観光。
5日目:ロライマ山下山。キャンプ場①まで。
6日目:キャンプ場①からサンフランシスコまで。その後、近くのレストランで食事をしてサンタエレナの「Michell Posada」に移動。14時解散。
《持ち物》
・服(トレッキング中はかなり暑いです、頂上はかなり冷え込みます)
※途中のキャンプ場のそばに川があり、適宜洋服を洗濯できたので、私たちは2セットで充分でした。
・寝袋(レンタル可・/5000Bs)
・マット(レンタル可/3000Bs)
・ヘッドライト(夜は真っ暗なのでライトは必須)
・虫よけスプレー(必須!)
・日焼け止め(皮が剥けるほど焼けるので必須!)
・帽子(日射し半端ない!)
・水筒orペットボトル(川の水を飲みます)
・カッパ(天気が変わりやすく、降ったり止んだりの繰り返しでした)
・防寒着(ダウン等・頂上はかなーーーり寒いです)
・バックパックカバー(カバーない人はごみ袋で代用可)
※おまけ
ロライマ山で出会った他のツアー客の情報
①2人でツアーを組んでいたイタリア人&ブラジル人/180,000Bs/@1人
②7人でツアーを組んでいた韓国人&ブラジル人/170,000Bs/@1人
③日本から卒業旅行で参加していた日本人(日本から申し込み)/230US?/@1人
④日本人5人でツアーを組んだ僕ら/155,000Bs/@1人
①~③のツアーの日程はどれも5泊6日。
食事の内容が他のツアーの方が若干良かった気もするけど、メニューはほぼ同じ。
③の日本人が利用したサイトは「HIKE VENEZUELA」。
※2016年2月10日現在は290US?となっていました。
時間のある旅行者はサンタエレナでエージェントを通したほうが安く申し込みできます。
※メリダで会った日本人旅行者が、メリダの旅行会社でロライマ山ツアーの170?で申し込みをたとの情報を聞きました。(ガイド付き・食事なしのツアー)
※ロライマ山のツアーのガイドについて
エージェントは窓口として客を捕まえてガイドにツアーを依頼しています。
つまり代理店の人間が良い=ガイドが良いわけではありません。
その点、アントニオ&シモンはフリーランスのガイドなので、兄弟のどちらかが登山に同行してくれるので大幅にはずれる可能性は低いと思います。
他のグループのポーターの中には、昔日本の「ユーラシアトラベル」でガイドをしていた人もいて、英語ペラペラ、日本語も少しわかる!!なんていうハイスペックな人もいました。
こればっかりは運ですね。
※ツアー中の水分補給について
僕らは水を4リットルもって登山しましたが、水が無くなってからは川の水を飲んで過ごしていました。
事前情報では「お腹を壊すらしい…」って情報があったのですが、日本人5人とも問題なく過ごせました。下流はあまりキレイではなかったけど、上流に行くに連れて水はキレイになり、問題ありませんでした。頂上もあまりキレイではなかったです。
※虫対策
プリプリっていう小バエのような虫がたくさんいます。刺されると結構かゆいです。
ムヒでもいいですが、僕らはブラジルで買ったこれを使いました。効きます!肌の弱い人にはちょっと強すぎるかも・・
※ツアーの人数について
僕らと同じタイミングでロライマ山に登っていたのは最大7人程度のグループでした。
僕らの下山時にすれ違ったグループは20数名のグループでした。
人数が多いと食事の準備やテント設営などに大幅に時間がかかります。
可能であれば少人数でかつアジア人でグループを組んで申し込むことをおすすめします。
欧米人は歩くスピードが速いので・・
※サンタエレナでの闇両替について
僕らはサンタエレナの街中の両替屋で1ドル850Bsと830Bsで両替しました。
dolartodayのレートは1?≒980Bs程度でした。
※街中にいる赤いベストを着た両替商(公式?)はみな1$=750Bsの条件でした。
※『dolartoday』とはベネズエラの闇レートがわかる素晴らしいアプリです。不利なレートで両替しないためにも事前にダウンロードしておきましょう。
※サンタエレナの宿情報(2016年2月3日現在)
僕らが泊まったのは以下の宿です。
ダブル・シングル/5000Bs
最初はこの泊まっていたのですが、2月1日から部屋の値段が3000Bs→5000Bsに値上がりしたため②に移りました。
①は部屋にバストイレがついているのですが、水が流れないため自分で水を汲んでタンクに水をためる必要があります。
バスは共有シャワーです。
シングル/3000Bs
ダブル/4500Bs
こちらも部屋にバストイレついています。
時間限定で部屋のバストイレが利用できます。(夜~朝は水利用不可)
①より②の方がきれいで、Wi-Fiの速度が速かったです。
※サンタエレナからのバス
僕らはロライマ山ツアーから戻ってくる日の夜行バスでサンタエレナ→プエルトオルダスまでバス移動しました。
バスチケットはアントニオに依頼しました。
サンタエレナ→プエルトオルダス(夜行/1人/3000Bs)
※アントニオ&シモン以外のツアー申込先
・ミスティックツアー
・エージェント・フランシスコ(①のホテルに張り紙がしてあります。ホテルの受付に声を掛ければ紹介してくれます)
他にもいくつか窓口があるようです。
町中の旅行会社は言い値は高めです。
サンタエレナの地図(2016年2月3日現在)
宿の場所や酒屋、両替所等の場所を載せておきます。
※両替のレートについては各自確認してください。
ロライマ山登る前にオススメします!!
ロライマ山をモデルにした、コナンドイルの小説です。
コナンドイルと言えばシャーロックホームズですが、違う種類もたくさんあるんですね。
最初にロライマ山を見つけた冒険者はどんな気持ちだったんだろう...
未知の世界に飛び込むワクワク感が刺激される一冊です。
僕はロライマ登山中の夜のテント内で読みました(笑)
おかげで少し寝不足気味でした。
英語版は無料ですが日本語版は有料でした…あぁ英語力…。
はじめましてkeikiさん。
私は大学生で卒業旅行にロライマ山に行きたいのですが調べていても慣れないサイトが多く、計画がなかなか立てられません。そこでkeikiさんのブログをお読みしたところ一番分かりやすく説明されていたので相談に乗っていただけないかコメントさせていただきました。お忙しい中、厚かましいのは重々承知ですがコメント返信お待ちしております。
返信が遅くなりすみません。
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間にあうようでしたら、ぜひご相談下さい!なにかお力になれるかもしれません。