仕事を探して三千里。〜栃木県小山市ver.〜

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仕事を探して三千里。〜栃木県小山市ver.〜

2016年8月末日。

僕は両親の実家がある栃木県小山市にいた。

 

 

 

小山市は新宿から湘南新宿ラインで約90分で行ける栃木県第2位の人口を持つ都市だ。

今回の訪問は旅行から帰国後、二度目の訪問。

 

 

なんでかって?

目的は、、

 

 

 

土地見学。

 

 

 

僕の親戚の多くが小山市に住んでいるからね。

その親戚から「土地が有効活用できていない」という話を聞いて訪ねてみた。

 

 

事前の話ではあまり理解できなかったけど、行ってみると、

 

 

うん。なるほど!

と、実情がわかってきた。

 

 

 

土地はある。

(市街化調整区域で・・)

だからさぁ、、

 

 

 

 

「なんかやってよ!!無職なんだからw」

 

 

 

 

だって!!!

 

 

ちなみに、市街化調整区域とは・・

 

都市計画法の定義としては、「市街化を抑制すべき区域」とされる。

この区域では、開発行為は原則として行わず、都市施設の整備も原則として行われない。つまり、新たに建築物を建てたり、増築することを極力抑える地域となる。ただし、一定規模までの農林水産業施設や、公的な施設、および公的機関による土地区画整理事業などによる整備等は可能である。既存建築物を除いては、全般的に農林水産業などの田園地帯とすることが企図されている。市街化区域と対をなす。市街化調整区域は、国土の約10.3%を占めている。

都道府県は都市計画区域について、都市計画に市街化区域と市街化調整区域との区分を定めることができるが、政令指定都市には区域区分を定めなければならない。市街化調整区域では市街化を抑制するため、原則として用途地域を定めない。

wikipedia より

 

つまり、、

 

 

 

基本的には建物を建てたり増築できない土地。

 

 

 

でもいろいろできることはある。

 

 

 

また、人手が足りないために近隣住民に無償で貸している田畑がいくつか。

 

こちらは畑。

 

DSC06171

 

こちらは田んぼ。

 

DSC06174

 

借り手は70代の専業農家。地代の代わりにお米をもらってる。体調次第で急に農業できなくなる可能性もある。

 

それから、小ぶりな森もある。

 

DSC06177

 

 

ちなみにワンルームマンションの賃料は・・・

 

 

2万円〜!

 

 

一軒家の賃貸は、

 

 

3万円代〜!!!

 

 

 

車の駐車場は3000円!!

って・・・

 

 

 

 

安っ!!!!

 

 

 

 

小山遊園地の跡地にはユニクロABCマートイオンもある!

さらに、無印良品もあの大戸屋だってある!

 

 

 

なんか困ることある?

 

 

いやいや。充分でしょ。

 

 

 

首都圏郊外で数千万円をかけて住宅購入する人がいる一方、

こうして住む人や使う人がいなくなった建物や土地があふれている場所がある。

 

 

 

新宿から小山まで乗り換えなしで90分、1317円。

終電は新宿23時33分発、小山0時57分着!

意外と近くてびっくり。

 

 

 

「まだ東京で消耗してるの」とまでは思わない。

けれど「なに」を大事にするか。これを明確に持つことが重要だ。

 

 

 

僕は思う。

 

不便だけど不便じゃない。

近いけど遠くない。

 

 

 

なんとなく東京に住んでいる人はそっちに住めばいい。

いきなりすんごい田舎で暮らすのはきついけど入り口としては素晴らしい。

 

 

 

休みの日は農業をしたり、家具を作ったり、家を直したり。

都会では他の人の任せている仕事を自分でやってみる。

 

収入を求めればその分自分の身の回りの仕事を他の人の任せることになる。

できることは自分でやる。

 

 

 

生活はもっと『シンプル』になっていいんじゃないか?

この『シンプル』が豊かにつながっていくのではないか?

 

そんな仮説が頭をぐるぐる・・・

 

 

 

東京から近くて自分のことを自分でできる場所を作りたいと思った。

 

DSC02556

(この写真は関係ないよ、、)

 

 

田舎暮らしや農業に興味のある人!連絡待ってます!

そんな8月の終わり。

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keiki
Keiki Ishikawa,1987年生まれ。東京生まれ東京育ちの東京っ子。テンションの振れ幅が広いが、基本的にローテンションなことが多く、一週間ほど家にこもっても苦にならない精神力を持っている。大学卒業後、地方銀行に勤務。妻と出会い退職・世界一周を決意。500日間の世界一周を経て現在に至る。

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