「灯台もと暮らし」から学ぶ、僕らが本当に欲しいメディアとは?

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「灯台もと暮らし」から学ぶ、僕らが本当に欲しいメディアとは?

「灯台もと暮らし」というメディアをご存知ですか?

僕が大好きなメディアのひとつです。

 

このメディアは、目まぐるしく変化するように見える今の世の中を頑張って生きるあなたが、もう一度暮らしを見つめ直すためのきっかけが載っているかもしれないメディアです。

 

暮らしや移住をメインのテーマとして扱っているwebメディアです。

 

先日、佐々木俊尚さんが運営している「LIFE MAKERS」が主催するイベントに行ってきました。ゲストは「灯台もと暮らし」を運営している株式会社wasei代表の鳥井弘文さん(@hirofumi21)です。

そこで、印象的だった話をいくつか共有したいと思います!

 

そもそも「灯台もと暮らし」を作ろうと思ったきっかけは?

もともと天下統一系(目指せ上場!年収一億!)ITベンチャーに関心があった。

しかし当時住んでいた中国での半日デモをきっかけに、諸行無常を感じ目指すべき方向が変わった。

その影響を受けて自身で隠居系男子というブログをスタート。

 

その後、メディアをやりたいという思いがあったけれど、、

 

「取材に行かないで、記事を量産するのはどうなんだろう・・?」

 

と、当時流行っていたバイラルメディアに疑問を感じており、そこであえて取材中心の記事が中心のメディアを作ろう!!となる。

軸となるテーマは、当初のメンバーが共通して関心を持っていた「暮らしと地域」に!

 

地域に興味を持ち始めた人

東京でなんとなく違和感を感じているけれど、一歩を踏み出せない人

 

そんな人たちの背中を押してあげられるような、

そんな人たちに「いいよね!」を共有できるメディアを作ろう!

「灯台もと暮らし」が誕生!!

 

メディアを作る上で大事にしているポイントは?

大事にしているのは、

自分たちが本当に知りたいことを追求する

(自分の知的欲求を満たす)ものを記事にするということ。

 

そのために、取材している本人がグッときたポイントを記事に落とし込むように、

また、地域の人の暮らしを多面的に見せ、より具体的なイメージに近づけるようにしている。

 

何を書いているかというよりは、

誰が書いているかが肝心。

(取材者、編集者が前に出る!)

 

これからのメディアはどうなると思う?

メディアの定義が変わり、記事であれ動画であれイベントであれ、

読者がつながるための土台を作る

役割になっていくのでは?

 

個人ブログと中立な視点の間に新しいメディアの場所がある。

webメディアを既存のメディアという枠組みの中に当てはめがちだが、webにあった見せ方がまだまだある。

 

テレビなどの大きなメディアでは、見たものを実際やってみようと思わないけど、webメディアは作り手の顔が見えるから実際にやってみようと思う人が多い。webは読者との距離が近いからこそ、

作り手の顔が見えることに意味がある。

 

メンバーとの情報交換はどうしてる?

チームの文化の共有のために季節ごとに合宿をしています。

仕事の話ではなく、幼少期や昔見たテレビやバックグラウンドを共有したり、

あとは、面白いと感じた記事を共有して、何が面白いかを共有する時間を作ってます。

(ちなみに、編集長は現在世界一周中!!世界一周しながら、バリバリ仕事・・す、すごすぎる)

 

これからの「灯台もと暮らし」は?

5年、10年先はあまり考えてないです。

だたメディアとしての文化を読者と一緒に作っていきたいですね!

 

あとは、移住先の家賃や食費の情報も大切だけど、

一記事でぐさっと刺さる記事を作りたい。

 

それで、移住しようというきっかけや、これからの暮らしを考えるきっかけを与えられたらいいです。
それ以上でも以下でもないです。

 

まとめ

お話を通して一番感じたのは、鳥井さんの

誠実さ

でした。誰に対しても非常に丁寧に対応してくれました。

 

その誠実な姿勢が「灯台もと暮らし」の運営方法にもつながっているのでしょう。

また、

自分たちの思いを優先して取り組む姿勢

に非常に好感を持てました。

 

実は・・・僕らも現在旅から帰国した人に向けたWebメディアを作っています。(準備中・・)

その上で思考の整理ができていない点が整理でしました。

頭の良さや経験よりも、大事なのは「誠実であるかどうか」なのかもしれません。

 

そして何より、「灯台もと暮らし」がもっと好きになりました。

あ、これが顔が見えるってことですね。

しっかり戦略にはまってます。

つまり・・・僕らもこんなメディアを作りたいと思いました!!

 

これからも興味のある分野や、そこで活躍している人の背中を追って、近づいていきたいと思います。

でもね。鳥井さん考えを知れば知るほどそこまでの道のりは長いなーと思いますね。

さ。進みましょ。

 

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keiki
Keiki Ishikawa,1987年生まれ。東京生まれ東京育ちの東京っ子。テンションの振れ幅が広いが、基本的にローテンションなことが多く、一週間ほど家にこもっても苦にならない精神力を持っている。大学卒業後、地方銀行に勤務。妻と出会い退職・世界一周を決意。500日間の世界一周を経て現在に至る。

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