「リノベーションマガジン」はじめます

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「リノベーションマガジン」はじめます

長野県飯島町で古民家のリノベーションをやるぞ!
と決意してから早一年。

家からあふれんばかりのゴミを処分し、
壊れかかった小屋や下屋の解体がひと段落つき、
今ではすっきりさっぱりした姿になりました。

リノベーションをするための準備が整い、
スタートラインの目の前に立てたことにうっすら感動しています。

古民家床抜け

が、本当の闘いはここから。
これからぶつかるであろう沢山の壁を乗り越えていく過程を、
リノベーションマガジンというタイトルでリアルタイムで公開していこうと思います。

古さの代償

古いものへのあこがれはいつ頃から持ち始めたのだろう。
そのあこがれが旅を通して確固たるものになり、古民家リノベーションするに至っています。

「古いものを使う暮らし」
という言葉にはどこか暖かいイメージがありますが、
その暖かなイメージの裏側には「お金をかければ」という顔も持ち合わせています。

そんな一面を持つことを知らずに吸い寄せられた夏の虫のような私たちは
この「お金をかければ」という問題にどうやって対処していくのでしょうか。
これは見ものです。

目に見えない部分にお金を使うこと

昨年から検査をしていた、建物の耐震工事の図面がようやくできあがりました。
築80年を超える古民家の基礎は、石の上に木が乗っているだけの昔ながらのスタイル。

長い間家を守ってきてくれたので、このままでも問題がなさそうですが、
これから長く使うことを考えて補強しようかと思ってます。(相談中ですが)

耐震の図面ができあがり次第、工務店に見積もりをしてもらい工事をする予定です。
ざっくりとした予算は把握していますが、実際の費用がいくらかかるのかは未知数。
自分ではコントロールできないことを目の間にすると、ただただ祈ることしかできません。安く済むといいのですが…

デザイン=宇宙

さて、耐震の工事と並行して内装のデザインも決めていかないいけません。
どれだけ頭で考えても正解が見つからないデザインは苦手な分野です。

「デザインは得意じゃないなぁ…」
と自分を安全地帯に移動させようとしてみても、
自分が決めないと話が進まないのがセルフリノベのいいところ。
硬い頭をフル回転させながら、後悔のない選択肢を探っています。

今までデザインに関して取り組んできたことは、

①イメージ画像を探す(ピンタレスト・本・雑誌)
②博物館でイメージを探す
③古民家レストランやホテルを見に行く
④古民家をリノベーションしている現場に行く
⑤設計士さんに相談する
⑥建築士さんに相談する
⑦デザイナーさんに相談する

いよいよデザイナーさんにデザイン依頼をする所まで来ました。

デザインを決めるために取り組んできてたことに対して感じるのは、「多くの方に話を聞くことの大切さ」。

私のように自分が見たことがある世界しか想像できない人にとって、アイデアを出すには限界があります。そこで大切なのは、場数を踏んでいて、センスの良い方にアドバイスをしていただくことです。わがままにならずに

「ご縁」があって素晴らしいデザイナーさんにデザインを頼めることになりましたが、この「ご縁」の大切さを強く感じるのでした。

おわりに

近々東京でデザインの打ち合わせをしてきますので、その様子もお伝えしていきたいと思います。これから古民家リノベーションをしようと考えているあなたの役に立つことを願って。

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keiki
Keiki Ishikawa,1987年生まれ。東京生まれ東京育ちの東京っ子。テンションの振れ幅が広いが、基本的にローテンションなことが多く、一週間ほど家にこもっても苦にならない精神力を持っている。大学卒業後、地方銀行に勤務。妻と出会い退職・世界一周を決意。500日間の世界一周を経て現在に至る。