にーはお。

 ラルンガルゴンパへの旅1日目。

今回のラルンガルゴンパへの道のりは、成都の宿で出会った日本人5人と一緒に向かうことに。

というのも僕らが泊まっている

「Hello Chengdu youth hostel」は大きい荷物を旅行中預かってくれるのだ。

さすがに20kgの荷物をもって標高4,000mにアタックするのはキツイから本当に助かる。

ちなみに今回一緒に旅行する内、2人は世界一周経験者で、現在再び旅行中。

もう1人は僕らと同じく西回り世界一周中。

みんな旅の経験値が高く、お世話になりっぱなしでした。

朝5時15分に宿を出発して、タクシーに。

早朝なのにすぐにタクシーが捕まって助かった。

約20分程度タクシーに色達行きのバスが出る乗り茶店子ターミナルに到着。

バスターミナル付近。まだ真っ暗。

ターミナルで肉まんを購入。

本格的に言葉が通じない。ボディランゲージで何とか購入。

全部で6個の肉まんを買う。（10.5元・210円）

買うときは何が入っているかわからなかったが、肉まんとネギねぎまん。

そういえばこれが中国初肉まん！

肉まんは美味しかった。

ネギまんは切ったネギが入っているだけ。

純ネギ味。

6時にバスステーションがオープンしバス乗り場に向かう。

バスターミナル内は非常にキレイ。

バス内に高山病の薬やお菓子を売りに来るおばさんもいた。

定刻通り6時30分スタート。

順調に走り出し、8時30分に一回目の休憩。

ちなみにこのバスの中でタンを吐く強者はおらず一安心。

実はこの時人生初のニーハオトイレを目にする。

僕らは今まで電車移動や都心部分の観光地、そして居心地のいい宿にしかいなかったのでこのタイプのトイレは未経験でした。

ニーハオトイレとは…

• ボーダーレスな環境を提供
• 水流をみんなでシェア

言い方を変えるとすごく今っぽいトイレでが、決してスタンダードにはなってほしくないタイプのトイレです。

汚いトイレはよくあることだし問題ないのですが、他の人が用を足している姿を見るのが実に切ない。

お父さんのトイレシーンも見たことないのに！

さてさて。

その後道端で急にバスが停車。

警察官が入ってきてハンディカムで乗客の顔を撮影。

まだまだチベット問題は解決していないことを感じる。

更に10時に2回目の休憩。

バスの運転手はご飯を食べているようだったが、僕らはもう少し後半で食べようと思い食事を見送る。

 「この頻度だと休憩が多いね」と話していた。

まさかこんな展開になるとは…

休憩場所2回目の休憩スポット。徐々にチベットっぽい雰囲気に。

11時55分。

警察官による2度目のビデオ撮影。

みんなの顔がうつるようにカメラを動かす。

この映像どうやって利用されるのだろう。

この辺りからすれ違う人の顔つきが変わってきて、建物に黄色や赤の色が目立つようになる。

また、タルチョというカラフルな祈祷旗がチベットの雰囲気を演出する。

 橋にはタルチョ。風になびくとお経を読むのと同じ功徳がある。

この頃から狭い一本道になる。対向車がすれ違うのがやっとの車道。しかも道路は砂利道。

すれ違う旅に速度を落とさないといけない。

 すれ違うバス。かなりギリギリ。

おまけに道の至る所で工事をしている。

こりゃ行くのに時間がかかる訳だ。

バス工事工事現場を眺めていると女性の作業者が目立つ。

次の休憩で食事を取ろうと思っていたが、なかなか休憩がない。

徐々に外が暗くなってくる。

あぁ。お昼ごはんが食べたい。

そう思いながらバスは速度を緩めること無く山道を進んでいきます。

つづく…