東チベット・ラルンガルゴンパへの道【後編】

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東チベット・ラルンガルゴンパへの道【後編】

ニーハオ。

今日は旅行1日目。

ラルンガルゴンパへの道【後編】です。

 

①ラルンガルゴンパへの道【前篇】はこちら

 

 

待てど暮らせど休憩はなく。

 

気づけば10時間経過

10時間ってヤバイでしょ?

 

ヘタしたら3回漏らしてもおかしくないっす。

日本のバスで10時間休憩なしとかコンプラ違反っす。

僕銀行とか勤めてたんでコンプラとかマジ厳しいっす。

 

銀行では魔法の言葉だった主張をしても4000年の歴史の前では無力です。

 

 

20時20分

ラルンガルゴンパに無事到着。

 

ここで降りてしまおうかと悩んだが、あまりにも暗いため、諦めて終点の色達まで乗車することを決める。

同じバスに乗っていたお坊さんはここで降りていった。

 

21時色達に到着。

 

約14時間の長いバス旅が終わった。

とにかく暗い。

この町の地図が頭に入っていないから非常に不安。

 

1軒目はバスを降りてから50m程度の所にあったのだが値段が高く諦める。

そして2軒目。

「老兵招待所」

行ってみると違うバスで到着していた中国の若者がいた。

彼らは英語が話せるため彼らに色々と聞くと、

「外国人がホテルに泊まるに許可証が必要」との事。

 

そんなこと聞いてないし、訪問した人は誰もそんなこと言ってない。

1人がみんなのパスポートを持って警察に来てくれとの事。

そんな大変なのか?と思って待っていると数分で戻ってきて、書類にパスポートナンバーや氏名を記入。

その後無事にチェックインする事ができた。

1人45元。(約900円)

宿翌朝撮影した『老兵招待所」。なかなか渋いネーミング。

部屋はまぁまぁ。寝るにはなんの問題もないゲストハウス。

このホテル部屋にトイレは無く、外についているという。

場所を中国人に聞いてみると、教えてくれると同時に「terrible」トイレだ。と教えてくれた。

 

行ってみて納得。

いえす。てりぶる。

表現のしかたが難しいが、簡単に言うと…

 

「木製板張りぼっとん暗いスーパーニーハオトイレ」。

 

決して写真に残したくないトイレでした。

 

しかしこんな宿でもWi-Fiはある。

つないでみるとびっくり。なんと成都の宿よりもスピードが早い!。

ここで今までできなかった、地図のダウンロードやアプリの更新などを行えた。

 

10時間休憩なしでご飯を食べていなかったのでどうするか相談していると、チェックインする時に助けてくれたグループのみんなが

「ご飯を一緒にどう?」

と声をかけてくれた。

色達食事左からコカ・ニモ・アシュリー・アポポ

 

「どんなのが食べたい?」

レストランでは彼らがおすすめする料理をオーダーしてくれた。

やっぱオイリー。

でもどれもこれも美味しい!!

僕にとってこれまで旅してきた8カ国中、中国の食事が一番美味しい

色達食事 たくさん頼んでくれます。

美味しかったどの料理も美味しかったが、特にこの料理が一番好きでした。青椒肉絲風。

 

食事中に自己紹介や、彼らの旅行の事、日本の文化などについて話した。

 

彼らは休暇を使って旅行中で、たまたま成都で同じホテルに泊まって一緒に東チベット旅行に来ているとのこと。

女性のニモはツアーガイド。

 つまり、出会ってそんなにそんなに時間が経っていない。

 しかし、みんなとっても仲がいい。

まるで昔からの友人のようだ。

 

たまにニモ(ツアーガイド)が他のメンバーに頭突きしてる。

巻誠一郎ぐらいのヘディング。

彼女がJTBのツアーガイドだったら謝罪会見が開かれていることでしょう。

でもみんなその頭突きを嬉しそうに受けている。

「あぁ。みんなどMなんだ…」

 

いやいや。

 

彼らのお陰でなんとか宿のチェックインも食事も無事に済ますことができた。

感謝。

 

この色達で標高3800m。

特に高山病らしい症状も出ておらず翌日に行くラルンガルゴンパへの期待を胸にゆっくりと眠りにつきました。

 

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keiki
Keiki Ishikawa,1987年生まれ。東京生まれ東京育ちの東京っ子。テンションの振れ幅が広いが、基本的にローテンションなことが多く、一週間ほど家にこもっても苦にならない精神力を持っている。大学卒業後、地方銀行に勤務。妻と出会い退職・世界一周を決意。500日間の世界一周を経て現在に至る。

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