東チベット・ラルンガルゴンパ突入【前篇】
にーはお。
ラルンガルゴンパの旅2日目です。
朝8時に宿の外に集合。
外にでると車にうっすらと雪が積もっている。
寒いわけだ。
そのままバス乗り場に行き、成都に戻るバスを買おうとするが前日でないとチケットが買えないらしい。
バスに乗る前日に再度チケット売り場に行くことに。
ちなみに僕らは色達からガンゼという町に行く予定なので、ラルンガルゴンパで乗り合いタクシーを捕まえる予定。
色達の町の広場でワゴン車をチャーター。僕らは日本人5人、中国人4人・計9人の大所帯。
完全に最大乗車人数を超えているが、ぎゅうぎゅうで車に乗り込みラルンガルゴンパに向かう。ちなみにこの交渉もニモ(女性のガイド)が中心に行ってくれたため、僕らはお金を払うだけだ。
本当に助かる。
車で約30分。60元(1200円)。
色達からラルンガルゴンパまだの道はなかなかの悪路。車内はギチギチ。
ラルンガルゴンパへの道のりの途中にちらっと風景が見えた。
写真では何度も見たことがあるが、実際に目で見ると熱くなる。
ここはラルンガルゴンパは僧の学校があり、チベット密教の聖地の一つとの事。
入り口を通りぬけ、山を登りながら町の中の駐車場を目指す。
山の下部は結婚した僧たちが住み、上部は結婚してない僧が住んでいるとの事。
この駐車場から次の目的地であるガンゼの乗り合いタクシーが出ている。
更に駐車場から僕らが泊まるホテルを目指す。
ここから坂道を歩きで登っていくのだが、少し話すだけでも呼吸が乱れる。
町は僧だらけ。町を歩く僧。
途中で尼さんに声をかけられて、彼女の部屋に連れて行かれる。
普通の観光地だったらついていかないけど、中国人の友だちもいるし、何しろ相手は尼さん。
旅行者を相手にお金をせびったりはしてこないだろうとも思った。
細い道を通り、彼女の家に入る。
彼女がいなかったら確実に迷う。細すぎるし風景が似すぎていてまるで迷路。
町中に細い通路が張り巡らされている。
多分彼女たちが住んでいる家。
非常にシンプルで部屋には曼荼羅や仏像のポスター、仏教に関する書籍などが置いてあった。
話している途中で見せる笑顔が印象的だった。
中国語全くわからず、ただ黙って聞いていた。
彼女は歌を歌ってくれて、さらに説法をしてくれた。
要約すると、
「親を大事に、家族を大事に。そうすればすべて幸せになる」ってことらしい。
最後に謎のカードを貰う。
「銀行のカードと同じぐらい大事にしなさい!!」って。
当然ながらお金は請求されませんでした。
尼さん。どうもありがとうございます。
ホテルはこの町の一番てっぺんにある。
無事にホテルに到着。
標高は約4,200m。
トリプルルームが120元(2,400円)
ドミトリーは35元(700円)
ホテル内にシャワートイレはなし。
トイレは外にボットン便所。
2分の1の確率で布団に電気毛布ついていた。
ついてないベットに当たったら凍えると思います。
部屋に荷物を置き、宿より更に上の山頂を目指す。
急ぐと息が上がってしまうので、ゆっくり。
ここから町を見渡すことが出来る絶景ポイント。
その後みんなで写真撮影。
この光景を眺めて圧倒された。
自然がすごいとか、遺跡がすごいとかはよくあるけど、このラルンガルゴンパはいろいろな要素が組み合わさり、圧倒的な存在感を醸し出している。
- 建物の数
- 標高約4,000mの行きにくさ
- 他にこんな光景を見たことがない
- 密教文化の聖地
他にもたくさんの要素があると思うけど、非常に魅力にあふれた場所。
ラルンガルゴンパには中国人観光客がたくさんいた。
成都辺りにいる人にとっては比較的簡単に行ける観光地なのかもしれない。
日本からも近く、手軽に行ける秘境として日本から旅行者も更に増えていくだろうな。とか考えた。
つづく…
いいなー!
すごい景色だね
羨ましい(≧∇≦)
おれもいつか行ってみたい♫
元気そうでなによりです。
いつも見てますよー♫
気をつけてね