ぽ。ぽ。ぽ。ぽ。ぽたら!!!【チベット】
タシデレ。
14時30分過ぎに成都からの青蔵鉄道がラサに到着すると、まずは駅の出口でIDチェックがありまあす。
その後、外国人受付?的なところに連れていかれて許可証のチェックを行われます。
撮影禁止との事でしたがこっそり。写っていませんがいろんな所に警察官がいます。
その後ガイドと合流。
ガイドの名前はツェタンさんです。
彼は純チベット人で、生まれも育ちもラサ。
自己紹介の後に、警察や警備員の写真は絶対に撮らないでくれと言われました。
町の中を見渡すと、至る所に警察官がいて、多くの出張所があります。
人口に対する警察官の数がかなり多いです。
到着日は高度に順応するために予定はなしです。
ホテルにチェックインして、昼ご飯を食べに行きます。
レセプションとぽーる。ホテルは4人部屋ドミトリーで1人50元。
飲食店とぽーる。チベットの飲食店の多くは、入口にカーテンがあります。寒さ対策?
お店の中は地元の人だらけ。
あまり脂っこいものが食べたくなくフライドライスを注文しました。
シンプルで非常にさっぱりです。
フライドライスとモモ1つで13元(260円)と成都より少し物価が高い印象です。
その日は長旅の影響もありつかれていたこともあり、街中をふらふら歩いた後眠りにつきました。
次の日。
この日は待ちに待ったポタラ宮観光です。
僕がチベットに来たかった理由の一つはこのポタラ宮です。
ご覧になった方も多いと思いますが、10代のころに映画『セブンイヤーズ・インチベット』を見て、チベットについて知りました。
中国では上映禁止になっているようですが、僕は非常に好きな映画です。
このポタラ宮はダライラマの宮殿で、7世紀半ばにチベットを統一した当時の王様が丘に築いた宮殿を、増築、拡充するかたちで、現在に至っているそうです。
1959年にダライラマがインドに亡命するまでチベットの政治と宗教の中心地として機能していた場所です。
ちなみに建物の赤い部分はポタン・マルボと呼ばれ宗教を行うところ、白い部分をボダン・カルボと呼び政治を行うところとして機能していたそうです。
入場までには長い階段を上る必要があります。標高3600m。やっぱりしんどいです。
ちなみに内部の部屋の数は1000室とも2000室とも言われているようですが、観光客が見学できるルートは制限されています。
大きな建物ですが、すべての材料はチベット産で、セメントを全く使っていないそうです。
ガイド曰く『All natural・All Tibet』とのこと。
茶色の部分は藁のようなもので作られています。夏は涼しく、冬は暖かいとのこと。
チベットはカラフルな建物が多いのですが、それぞれの色には意味があるそうです。
赤:wisdom
黒:energy
白:compassion
チケットを買って入場です。入場料は一人100元(約2,000円)。
ポタラ内は写真撮影ができませんが、ポタラ内で二番目に高い場所に登れたり、ダライラマのの部屋、24金の仏像、メディテーションルーム、歴代のダライラマ像など、たくさんの部屋を見物できます。
『セブンイヤーズ・インチベット』撮影時に中国政府から撮影禁止を言い渡されていたのですが、こっそりとポタラ宮で撮影されてた映像が使われているとのこと。
。
ちなみに撮影されたはこちらです。
この建物の一番上からダライラマが階下の様子を覗いていたそうです。
室内の設備や装飾も見どころが多いけれど、泣きながら祈りを捧げるチベットの人が特に印象的でした。
この国の人々にとっての信仰への想いが伝わってきます。
チベットの色々な地域から、祈りを捧げにやってくる彼ら。
観光客である僕らと、祈りを捧げに来ている彼らが同じ空間にいることに、少し違和感を覚えてしまいました。
また観光中にガイドが
「現在チベット人はパスポートが取得できず、決して海外に行けない」
「鉄道ができてから多くの漢民族がラサに入ってきて街が変わってしまった」
と強い口調で言ってたのも印象的でした。
その日の夜にライトアップされているポタラ宮を見に行きました。
ポタラ宮の前には大きな広場があり、多くの人が集まって記念撮影していました。
夜は世界一高い醸造所で作られたラサbeerを飲んでおやすみなさい。
このビールには「Beer From The Roof Of The World」と書いてあります。
かっこいい。
明日はラサの他の場所を観光します…
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