巣鴨で感じた、真剣と深刻の違いについて【巣鴨とげぬき地蔵商店街】
妻:「注文聞きに来ないね…」
僕:「昼時だから忙しいんだよ…」
妻:「うーん…いつになったらこの皿(前の人が食べ終わった皿)片付けにくるんだろう…」
海外ではよくある話ですが、ここは日本です。
すごい人です。平均年齢もすごいことになっています。
気になるお店もたくさんあります。
巣鴨で一番のズボン屋…一体、どんなズボンなのだろうか…。
そう、ここは「おばあちゃんの原宿」巣鴨。
先日、夫婦で巣鴨さんぽに行ってきました!
なぜかって?
おばあちゃん、おじいちゃんの雰囲気を味わいたくてね…。
え?おじいちゃんになりたいからですよ!!
開運…と書いてあるところは大行列でした…。ほんとか。
さて、今日は巣鴨地蔵通り商店街で感じた、「商売に対する考え方」について書いてみたいと思います!
商売人とは
「商売人」と聞くとどんな人をイメージしますか?
巣鴨の地蔵通り商店街に出ている露天商(毎月4日,14日,24日は縁日を開催)は、僕が思う「商売人」って人ばかり。
愛想が良くて、目が合うとガンガン声をかけてきて、商品の良さを説明してくれる。
(ガラクタにしか見えない…)
そこに群がるおばあちゃんたち。
おじいちゃん、おばあちゃんは仏のように「値段なんてどうでもいいよ」って言ってるイメージがあったんですけど。
そのイメージは幻想でした。
商売のやりとり
そこでの売り手と買い手のやりとりに見入ってしました。
「え。そんなの売れるの?」って商品を、言葉たくみにおばあちゃんに売りにいきます。
おばあちゃんもおとなしく買っていく訳ではなく、触りまくって、質問して、さらに「おまけ」をもらおうとします。
(ブランド化粧品・ロレアルパリなんかが手書きで書かれていますね…)
露天商:「今日は特別に安くしてるよー」
おばあちゃん:「えーこれ効果あるの!?」
露天商:「あるある!他のところは1,000円だけどウチは500円だよ!」
おばあちゃん:「そうなの…」
露天商:「今日は特別に安くしてんだよ!」
おばあちゃん:「じゃあ、おまけつけてくれたら…」
売り手と買い手、食うか食われるか。お互いそのやりとりを楽しんでいるように見えました。
売りつけられるのが嫌い
さて、僕は一方的に売られるのが嫌いです。
必要だったら買うし、いらなかったら買わない。
いらないものでも、「いらないと思うけど買って!!」って素直に言われたら買っちゃうかもしれないけど…
赤パンはまじで買わないと思う。
てか、なんなのさ!この巣鴨にたくさんある『日本一の赤パンツ』ってやつは!!
(エコーバック…)
僕自身、ガツガツ売るのが苦手です。
自分の持っているものを全部出した上で、「良いと思ったら買って」そんな商売が理想。
そんなことを考えていましたが、たにたやカフェで商売は甘くないことを実感しました。
巣鴨の露天商を見ていて、
「気を遣って商売するより、冗談言いながら楽しんだ方がハッピーだな…」
そんなことを思いました。
おわりに
ごっこ遊びでお金が稼げる仕組みがどんどん増える。メルカリでお店屋さんごっこ、ブクマで古本屋さんごっこ、noteで作家ごっこ、オンラインサロンで先生ごっこ…。仕事をゲームみたいに楽しむ人が増えるにつれお金儲けを深刻に考える人は稼ぎづらくなる気が。大人が真剣に遊ぶのが仕事という理解。
— はあちゅう (@ha_chu) 2017年5月6日
「真剣に商売を考える」必要があるのに、「深刻に商売を考える」になってしまう。
真剣と深刻。
どちらも真面目なですが、ずいぶん違いがあると感じています。
日々の出来事に対して、深刻に考えすぎているなぁと思いました。
もう少し楽しくね。
いつも行かない場所にいくのも発見がありますね。
それじゃあまたー。