東チベット・脱ラルンガルゴンパ【前篇】
にーはお。
ラルンガルゴンパの旅3日目です。
朝起きてぽろりに体調を確認すると、案の定あまり良くないとのこと。
このタイミングで引き続き東チベットを旅行する事を諦めた。
色達に戻り、しっかり休んで出発地点である成都に戻る決断をした。
他の町も非常に魅力的な場所であったけど体調不良は止む終えない。
ちょうどこの日中国人の彼らも色達に戻るという。
僕らも同行させてもらう事に。
このラルンガルゴンパの宿は町の一番奥&高いところにある。
宿から一歩外にでると、昨日の晴天から一変、雪が降っている。
街全体が雪で覆われている。
昨日山のてっぺんで暑くてダウンジャケットを脱いでいたのが嘘のような寒さだ。
山を降りる前に、町の頂上付近にある巨大なマニ車エリアに言ってみた。
マニ車は円筒状で側面にお経のようなものが書いてある。
更に内部にもロール状のお経が入っている。
回転させた数だけお経を唱えたのと同じ功徳がある。
これがたくさんあり、時計回りでまわる。
こちらは五体投地。
両手・両膝・額を地面に投げ出し、仏や高僧に礼拝をする姿勢らしい。
ちなみに一度に108回(煩悩の数)行うとのこと。
回数忘れるしょ!?
っと思いきや、数珠でしっかりと数を数えているんです。
この礼拝を自発的に行っている人を見ると本当に生活に仏教が根付いている事を感じる。
そこから約20分ほどかけて乗り合いタクシーが集まる場所まで降りていく。
風に乗った雪が本当に冷たい。
無事に乗り合いタクシーを捕まえて色達に向かい、色達に到着。
ホテルにチェックインし、部屋を見ると…
おぉ。素晴らしい!
値段はツインで160元(3,200円)。
一般的な値段だと思いますが、僕らの予算から考えるとかなり高め。
しかし、体調が悪いこともありゆっくりすることに。
実は成都を出発してから3日間風呂に入っていませんでした。
寒いとはいえ、いい気分ではない。
今までの宿にはシャワーもないので仕方ないのですが。
色達で唯一写真に収められるクオリティのトイレでした。チャイニーズトイレ。
久しぶりにシャワーに興奮し、早速全裸に。
風呂いぇーい!!!!
…
おぉ!水圧強うぃーね!!!
…
寒いからなかなか温まらうぃーね!!
…
んっ?そろそろ来るかな!?
…
標高のせいで温まりにくいんですね。
…
そして、少し微笑みながら静かにパンツに手を伸ばしました。
えぇ。
どうやらお湯は出ないようです。
この温度(5℃)で水シャワーを浴びるほど精神年齢高くありません。
徐々にぽろりの体調も回復。
しばらくなかった食欲も戻ってきたようだ。
※聞いてみると彼女は高山病に良くないことをやっていたようです。
①水を飲まない(トイレに行きたくないから飲まなかったらしい)
②現地で多少歩く(頭痛いから寝てたらしい)
③移動中に寝る(眠いから寝たらしい)
高地に行く方は是非気をつけてください。
COMMENTS