自分の中心は日本の中心じゃない。むしろ僻地だ。
先日、今までの人生で関わったことのないタイプの人と話して気づいたことがありました。
本当に当たり前のことなのだけど、
自分と他人は別の人間であること。
そこで感じたことと、これから人と接する時に気をつけようようと思ったことを書きます。
自分の中心は日本の中心じゃない。
人は育った場所や、過ごしてきた環境、置かれている環境によって考え方が違います。
誰でも知ってる当たり前のことをすっかり忘れてしまっていました。
最近は旅で出会った人や、インターネットを仕事にしている人と過ごす時間が多いです。
すると、日頃接する人の考えが世の中の中心だと勘違いしてしまいます。
例えば、話題の「VALU」を知っている人って全国民の10%もいないと思いますが、普段から最新の情報を追いかけている人はほぼ100%知っていると思います。
「VALU」は評価経済時代のパイオニアになるか−−開発者の小川晃平氏に聞く | AMP[アンプ] – ビジネスインスピレーションメディア https://t.co/QAAtVbe1WQ
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2017年7月19日
これは誰にも当てはまることだと思いますが、日本国民を母数としたときに、同じ感覚で会話できる人は10%もいないと思います。
そんな状態なのに、自分が感じている感覚をすぐに周りの人に理解してもらおうとするのはとても乱暴ですね。
気を抜いていると、まるで陣取り合戦みたいに自分の意見を相手に押し付け合いをしてしまいます。
相手に押し付けないためには自分と他人の境界線をしっかり意識し、自分と会話している相手がそれぞれどのレイヤーに属しているか理解する必要があります。
僕の場合、お酒が入ると自分と他人との境界線が低くなり、自分の考えを相手に押し付けやすくなるので要注意です。
誰と何を話していて、最後にどうしたいのかを知る。
同僚と仕事上のビジョンや考えを相手に伝えることは大切です。
でも一緒に仕事をしていない家族や友達に仕事のビジョンを理解してもらう必要はありません。
繰り返しますが、求められたら話すけど、理解してもらう必要はないんです。
一貫して、みんなに自分の思いを伝えて理解してもらおうとするのもいいのですが、そんなことをしても疲れるだけです。
相手に本音を伝えても理解されないことも多いし、ついでに自分も疲れる。
ネット上で思いを発信して、リアルは必要な場面だけ発言する。
むしろ、リアルな場では無色透明な存在になったほうがいいのかもしれません。
ネット上で共感できる人をみつけて、話しをするほうが話が早いです。
リアルな場所では、相手がどんな育ちなのか、どんな考え方をしているのか、どんな立場の人なのか、どんな生き方をしてきたのか、
を理解して、自分に求められている役割を演じる姿勢が大切ですね。
おわりに
世の中の原則を理解して、自分も周りも疲れない生き方をする。
主張する場と、主張しない場所。
今自分がいる場所が、どちらかの場所なのかを考えて発言することは大切ですね。
大切なのは意見を主張することではなくて、どうやって思いを形にするか。
なにが大切なのか忘れちゃいけないですね。
真面目だったので、ポップな写真をチョイスしました。
それじゃあまたー