健康になりたい誰もが読むべき本。『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』

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健康になりたい誰もが読むべき本。『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』

人間にとって最も大切な資本である体。

その体が健康なことが良いパフォーマンスをだすために必須の要素であることは紛れもない事実です。しかし、大切な健康について私をはじめ多くの方が理解できていないのでしょうか。

この本はどのような食事をすれば脳卒中、心筋梗塞、がんなどの病気を減らし健康を維持したまま長生きできる確率を上げられるかを解説した本。

「究極の食事ってハードルが高いだろうな…」と思っていましたがそんなことはありませんでした。健康は大切だよな…と考えて、うっかりカロリーオフの商品を買っている人にこそ読んで欲しい一冊です。

健康に向けて具体的な行動をとれない理由

健康な体作りに向けて具体的に行動できない理由に、「どの情報が正しいのかわからない…」ことがあげられます。メディアで話題になる様々な健康に関する情報の数々。専門知識がない人にとって情報の正誤を判断するのはむずかしいことですよね。

そんな人にとって最適な解答を与えてくれるのがこの「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」。本書では明確な根拠を提示した上で健康に健康に生きるための具体的な解決策を提示してくれています。

健康によい食品とは?

じゃあ健康に良い食事ってなによ?って話になります。
細かく書かれるとわからないな…と思っていましたが、思っていたよりわかり易くて驚きました。

●健康に良い食品

魚・野菜と果実・茶色い炭水化物・オリーブオイル、ナッツ類

健康に悪い食品

赤い肉・白い炭水化物・バターなどの飽和脂肪酸

「健康に良い食品」をとって「健康に悪い食品」を取らなければかなりの健康効果が得られるそうです。これだけでいいなんて、ハードル低くないですか?

そう言えば最近集中力を高めるために間食をナッツにしたのは大正解のようです。が、食べ過ぎはよろしくないですね。気をつけます…

参照:集中力を高める14の方法

白米は体に悪いって本当?

本書では根拠を示した上で様々な事例が紹介されているのですが、その中で特に驚いたのは白米に関する記載です。

日本人は何事も「食べ過ぎなければ大丈夫」というあいまいな結論に持って行きたがる傾向があるが、残念ながら、日本人が大好きな白米は「少量でも体に悪い」と言っても良いだろう。

今まで当たり前のように白米を食べ続けてきた私たちにとって受け入れがたいことですが、お米を白米に精製する過程で食物繊維や栄養素が取り除かれてしまいます。栄養素の観点からとらえると白米はお米の残りカスみたいなものなんだそうです。

精白されている「炭水化物」は、血糖値を上げ、脳卒中や心筋梗塞などの動脈硬化による病気が起こるリスクを高めてしまいます。一方で精製されていない「茶色い炭水化物」の多くは食物繊維や栄養成分を豊富に含み、肥満や動脈硬化のリスクを下げると言われている

詳細は本書を読んでいただきたいのですが、我が家では玄米を食べる頻度が増えました。玄米だけで食べるとボソボソして飽きてしまうので、白米と玄米を半分づつ混ぜて食べています。

おわりに 

「私は健康に気を遣っている」そう思う人ほど、この本を読んでみることをおすすめします。自分の信じている食事の良し悪しを判断するよい材料になることでしょう。

また「根拠のある情報とはどういうものか?」という点についても考えさせられる内容でした。ここまでしっかりと根拠との向き合い方を説明している本も少ないのではないでしょうか。

人間の体の作りは変わりませので、健康に対する正しい知識は一生使える費用対効果の高い情報です。健康に興味がある人は是非一度読んでおくべき一冊と言えるでしょう。

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keiki
Keiki Ishikawa,1987年生まれ。東京生まれ東京育ちの東京っ子。テンションの振れ幅が広いが、基本的にローテンションなことが多く、一週間ほど家にこもっても苦にならない精神力を持っている。大学卒業後、地方銀行に勤務。妻と出会い退職・世界一周を決意。500日間の世界一周を経て現在に至る。